土を捨てると不法投棄になりますか?石を捨てるのって、川や山だと大丈夫なのでしょうか?

最終更新日: 2022/01/30

土を捨てると不法投棄になりますか?石を捨てるのって、川や山だと大丈夫なのでしょうか?

庭のお手入れや植木の植え替え、はたまたガーデニング等、「石や土が大量にでちゃったけど、これ、どうしよう?」という状況に陥ってしまった時に、ぜひ読んで欲しい。
処分方法を間違えると、そんなつもりはなくても不法投棄になってしまう可能性も……。
きちんとルールにのっとった土や石の処分方法を見ていきましょう!

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土や石、敷地外に捨てるのは、法律違反です!

ガーデニングでは、定期的な土の入れ替えが必要です。また、庭のお手入れをしていると石が大量に出てくることもあるでしょう。そしてお子さまのおられるご家庭だと、幼稚園や小学校から鉢植えを持ち帰ってくることもありますよね。
日常生活において、要らなくなった土や石を処分する機会、意外に少なくありません。

そして出てくるのが、「これって可燃ゴミ?不燃ゴミ?」という疑問。
すると「元をたどれば自然の物だし、公園とか空き地に撒けばいいんじゃない?」と思い至る方もおられるようです。
でも、ダメ!絶対、ダメなんです!

なぜなら、敷地外に土や石を捨てるのは、不法投棄!法律違反になるから。
法律としては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条
ここに、「何人もみだりに廃棄物を捨ててはならない」と規定されています。違反した場合には、「五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。 」とあります。これが法人であった場合には「三億円以下の罰金刑」となりますので、どれだけ大変な罪なのかが分かるのではないでしょうか。
もちろんこれは、街なかの公園でも、川や山でも、もちろん同様。
山深い場所であっても、法律違反に変わりはありません。

なぜ、不法投棄となってしまうのか?

不法投棄って言うけど、「土や石なら自然の物じゃないの?戻すだけなのに、なぜ怒られるの?」とおっしゃる方もおられます。
では、その理由について書いていきましょう。

<理由その1>

ガーデニングなど人工的に扱われた土のバランスは、自然界とは大きく異なります。そのため、自然にとってはただの”異物”でしかありません。一見すると同じ土のように見えますが、決して同じ土とくくることはできないのです。

<理由その2>

ガーデニングで扱われた土には、植物の根や種子が含まれていることがあります。そしてそれは、海外種であることもあるでしょう。自宅の庭で楽しむ分には問題のない海外種。でも、それがひとたび自宅の外に放たれてしまえば、その繁殖力故に、生態系を破壊してしまうこともあるのです。

もちろんそれは土だけでなく、石も同様です。その表面に何が付着しているのか分からないのですから、採取された場所から移動させるべきではないのです。

不要な土や石を出さない努力

土や石を処分することは、そう簡単ではないことが分かりました。
つまりそれは、後々を考えると、”今の状態からむやみに増やさない方がベター”だと言えるのかもしれません。
写真のような庭園を楽しまれる方、ガーデニングを本格的にされている方であれば、どうしても一定量は排出されるもの。しかしそれを溜め込むことなく、こまめに処分していくようにすることで、お困りごとを回避することができるのです。

では、その処分について考えていきましょう。

自治体を利用した処分

実は、土は、可燃ゴミでも不燃ゴミでもありません。そのため、基本的には自治体で処分はできないことになっています。ただ、特例として、コップ1杯程度の土であればOKとする自治体もありますので、希望される場合には、『引き受け可能かどうか』や『回収の際のルール』について確認してみるといいでしょう。
分量的に多くなければ、こちらの方法でも問題なく処分できそうですよね。

※ 明石市の回収については、コチラへ。

※ 西宮市の回収については、コチラへ。

※ 加古川市の回収については、コチラへ。

ホームセンターを利用した処分

ホームセンターの中には、土の回収を引き受けているところがあります。ただし、すべてのホームセンターが受け付けている訳ではありませんし、条件付きであることが一般的で、いくらでも回収してもらえるわけではないので、注意が必要です。

現状、島忠ホームズでは、一部の店舗にて残土の回収が行われていることが分かりました。(今後変更があるかもしれません。持ち込みの際は、事前にお尋ねください。)また、他のホームセンターにおいても、制度が変わり、回収が行われるかもしれませんので、他のホームセンターをご利用の方は、一度聞いてみるといいですよ。

ご入用な方を探すという処分

こちらは、処分費用のかからない方法です。また、もしかすると、少し利益がでることもあるかもしれません。
ただし、条件はあります。
例えば石の場合、形がキレイな物、サイズが手ごろで程度の良い物であれば、ご入用な方が表れる可能性があります。しかし、土の場合には、未使用且つホームセンターなどで購入した袋のままの状態でない限り、お譲りするには少々難しいかもしれません。

チャレンジされたい方は、オークションサイトやフリマアプリを活用した個人間取引き、もしくは、造園業者に声をかけてみるなどしてみてください。

不用品回収業者を利用した処分

  • 処分したい土が大量にある。
  • 時間や手間をかけられない。
  • 今すぐに処分したい。
  • 石がものすごく大きい。重い。

そんな場合には、”不用品回収業者へ依頼する”方法がおすすめです。
私ども相場屋では、即日の対応が可能です!
自宅までお伺いし、一気にお困りごとを解決できます。
また、土以外にも不用品があれば、一緒に持って行くことも可能です。
もちろんその際、お客様の手を煩わせることは一切ありません。
石や土は、とても重たいです。慣れない方が扱えば、ケガをする可能性も否めません。また、場合によっては重機を使うこともあります。その点も踏まえ、ご依頼いただいた作業内容はすべて、相場屋スタッフが対応いたします。
最終のお掃除まで手を抜くことなく、しっかりと作業させて頂きますので、安心してお任せください!

面倒なことが嫌な方は、ぜひ相場屋までご相談くださいね。

※ 相場屋の作業内容についてお知りになりたい方は、コチラもお読みください!

まとめ

石や土の処分には、コツが必要です。
ただ、大量になれば、そのコツが使えないこともあります。
もちろん、自治体の方針によっても、処分方法は大きく異なります。
法律に沿った適切な処分となるよう、気をつけて対処していくことが大切なのです。

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