エンジンオイルを自宅で交換。「廃油やオイル缶はどう処分したらいいの?」に答えます。

最終更新日: 2022/05/04

エンジンオイルを自宅で交換。「廃油やオイル缶はどう処分したらいいの?」に答えます。

定期的に行わなければいけないエンジンオイルの交換。難しくはないため、販売店やカーショップに持ち込まず、ご自宅でされる方も多い作業です。(ただし、オイル+フィルターの交換の場合は、難易度が格段に増します。プロにお任せしましょう。)
「それなら私もチャレンジ!」とは思われた方へ、交換後に出るエンジンオイルの捨て方や、エンジンオイル缶の捨て方について説明していきたいと思います。
「ちょっと待った!」の注意点もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

エンジンオイルの交換とは

エンジンオイルの大きな役割は、パーツがスムーズに動くための”潤滑剤”ですが、それだけではなく、高温になったエンジンを冷やしたり、汚れを取ったり、サビを防くなどの役目も果たしています。どれも、とても大事なこと!
そう、エンジンオイルとは、エンジンにとって必要不可欠なものなのです。
もし、劣化しても交換せずに使用し続けていれば、上記の作用は効かなくなり、お車の故障の原因となってしまいます。
だからこそ、定期的な交換が必須!
大事なお車を守るため、きちんと行うようにしましょう。

エンジンオイル、自分で交換できる?

エンジンオイルの交換には”上抜き”と”下抜き”の2つの方法があります。下抜きをご希望の場合には、作業が少し難しく、手間もかかってしまうため、販売店やカーショップに行かれることをおすすめいたします。
また、エンジンオイルの交換時にフィルターの交換もされる場合、作業内容がグンと難しくなってしまいます。フィルターの他、パッキンなど他の部分の交換も必要となり、取り付けによってはオイル漏れの原因にも……。この場合は無理せず、販売店やカーショップにてプロにお任せください。

では、ご自身で作業しても大丈夫なエンジンオイル交換とは、どのような場合でしょうか?
それは、フィルター作業を含まないエンジンオイルのみの交換で、上抜きであること。それなら、大丈夫!(お車により、上抜きができない型式がありますので、事前に説明書等でご確認ください。)

ざっくりと作業をご説明しますと……。
エンジンルーム内、オイルフィラキャップ(エンジンオイルの入っている部分のフタ)を開けます。ノズルを使って中のオイルを吸い出した後、新しいエンジンオイルを入れ、キャップを閉めて完了。
となります。
途中、エンジンオイルを温めたり、適正量入ったかの確認など細かな作業はありますが、決して難しくはなく、ご自宅でされている方も多い、お車メンテナンスのひとつです。

ただ、気をつけなければいけないのは、交換によって出た古いエンジンオイルと、オイル缶の処分を自分でしなければいけないということ。
エンジンオイルをカーショップなどで購入する際、廃油処理箱もセットで買われる方も多いのですが、実はここに「ちょっと待った!」の注意点が潜んでいます!
次の項でご説明しますので、必ずお読みください!

自治体の廃油の扱いを調べておくこと!!

先ほど書きました廃油処理箱は、とても一般的な商品です。カーショップにて、「自分でエンジンオイルの交換をしたい」と言えば、十中八九、カーオイルと共に購入することを店員さんはおすすめするでしょう。
しかし、ちょっと待って!
まずは、自治体での廃油の取扱いを確認しましょう。
自治体によっては使用済みの廃油処理箱が産業廃棄物となってしまう場合があり、そうなると回収されません。
そのような場合には、自治体の回収ではなく、他の回収方法に頼ることとなりますが、そうなれば、廃油処理箱に入れる前の状態、【液体】のままでないと引取りは不可!

多くの自治体では燃えるゴミ扱いなのですが、一部、産業廃棄物となってしまう落とし穴があることを知っておき、「どうしよう……」ということにならないよう、気をつけましょう。

エンジンオイルの捨て方について

自治体での処理が可能だった場合と、そうでなかった場合。
それぞれの処分の仕方について確認していきましょう。

廃油処理箱を使った処分

自治体での処分が可能だった場合に使える方法です。
まずは、カーショップにて廃油処理箱を購入。オイル交換を済ませます。
廃油処理箱は、外観は段ボールの仕様。パッケージを開けると、その中にはビニール袋とスポンジ状の吸着剤が入っており、オイルを入れるとしっかりと受け止められるようになっています。なので、交換を済ませた古いエンジンオイルをそこへ投入し、捨てるわけです。
お値段は、ひとつ数百円ほど。
高くありませんし、エンジンオイルの捨て方としても難しくなく、吸わせた後の取り扱いも楽。ご自宅メンテナンスをされる方に、広く利用されている処理方法のひとつとなっています。
自治体に確認し、回収可能であれば、ぜひご利用してみてください。

エンジンオイルを購入したお店での引き取り

レジの会計のイラスト(男性店員)

カーショップによっては、エンジンオイルを購入すると、廃オイルを引き取ってもらえる場合があります。購入店なので、やりとりもスムーズ。もし可能であれば便利に使える方法です。
ただし、注意点もあります。

 ● すべてのカーショップで行っているわけではない。

 ● 店舗によっては有料となる場合もある。

 ● 引き取りの際には購入を示すレシート(領収書)の提示が求められる場合がある。
  → 紛失の場合には引き取りは難しくなる。

 ● 液体のまま持ち込まなければならない。

上の項でも書きましたが、廃油処理箱に入れてしまったオイルについては回収はできません!
カーショップに引き取りを依頼する場合には、そのショップのエンジンオイルの捨て方を確認した上で行いましょう。

カーショップにとって廃オイルの引き取りは義務ではありません。あくまで善意で行うものとなりますので、その点を意識しつつ、購入前・購入時のご確認が大切です。

ガソリンスタンドでの引き取り

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カーショップではなく、ガソリンスタンドで引き取りを依頼する方法もあります。
”4Lまでは無料引き取り”を謳うガソリンスタンドが非常に多く、廃油の引き取り先として一番可能性の高い方法だと言えます。

ただし、実はこの”4L”が曲者。
軽自動車だと、エンジンオイルの使用量は2.5~3Lなので無料引き取りに収まるのですが、普通車の場合、エンジンオイルの使用量は4~5Lとなっており、お車によっては微妙に超えてしまうことに。
4Lを超えた場合の扱いについて、確認が必要です。

また、最近増えてきたセルフのガソリンスタンドでは、廃油回収タンクが設置されておらず、引き取り不可となっている場合が多くあります。
引き取りの方法に関しても、”缶のまま” や ”中身のみ”と、スタンドごとにルールが設けられていますので、事前にエンジンオイルの捨て方についての確認は必須。そしてガソリンスタンドにおいても、廃油処理箱に入れてしまったオイルについては回収はできません! 気をつけましょう。

不用品回収業者に頼む

自治体での回収ができず、カーショップやガソリンスタンドに持ち込むのも難しい……。
そんな場合には、相場屋へ
ご依頼ください!
相場屋は不用品回収業者。どのような物もお引き取り可能。お品に応じた適切な処分ルートを持っており、責任を持って処分いたします!

 ※ 相場屋の不用品引き取りに関しては、コチラもご覧ください。
   相場屋を利用するメリットや、徹底したリサイクルについて記載しています。


相場屋では、ご家庭や会社から出るあらゆるゴミの回収が可能です。もちろん、廃油もOK。液体の状態でも、廃油処理箱に入れた後でも、どちらも引き取れますので、お気軽にご相談ください。
また、廃油お引き取りの際に、家具や小物など他の不用品回収も可能ですし、物を移動して欲しいなど、お困りごとをまとめて解決することもできます。
エンジンオイルの捨て方やエンジンオイル缶の捨て方にお困りの方、便利に活用できる相場屋を、ぜひご検討くださいね。

併せて、不用品回収をご利用する際の注意点についてもご案内したいと思います。
ご依頼の前に、”産業廃棄物収集運搬業許可”を取っているかどうかをご確認ください!
もし、許可を取っていない業者に依頼してしまうと……。
回収したお品を適正に処分することができませんので、不法投棄となる場合が多く発生しています。
不法投棄されてしまえば、その責任は業者ではなく、所有者であるお客様となってしまいます。それは、業者へ処分代を支払っていたとしても、です。
確認を怠ったばかりに、大きなトラブルに巻き込まれてしまう事例も決して少なくありません。
ご依頼前の確認は確実に行うこと。これが、ご自身を守ることに繋がります。

回収されたエンジンオイルは再利用されます!

液体のまま回収されたエンジンオイル、実は再利用されています!
その再生はさまざまで、再生重油となるほか、コンクリートの離型剤、潤滑油、補助燃料など、建築現場、工場、農場など幅広い場所において、無くてはならない物になっているんですよ!


引用:全国オイルリサイクル共同組合

黒くでドロドロな廃油。一見するだけでは、こんなにも活躍できる物に生まれ変わるなんて想像もつきませんよね。でも、それが可能なのです。なんて素晴らしいエコシステム!
これはぜひ、活用して欲しい!

もちろん、相場屋で回収した廃油に関しても、このエコサイクルの中に入っていくこととなります。
きちんと”次の活躍の場”が用意された回収ですので、ご安心頂ければと思います!

エンジンオイル缶の捨て方やペール缶の捨て方について

ペール缶
オイル缶

エンジンオイルの交換後、処分が必要となるのは廃油だけではありません。オイルの入っていた缶も、廃棄しなければならず、エンジオイル缶の捨て方も知っておく必要があります。
実は、缶の廃棄について、ちょっとした注意が必要なんですよ。

● ”缶”と申しましたが、便宜上そう呼ばれているだけで、プラスチック製の物もあります。金属製であっても、鉄製やステンレス製などさまざま。処分するには、まず素材を確認しましょう。

● 缶の中は、空っぽでなければいけません。例え少量であっても、オイルが残っていると回収は不可。新聞紙などを使い、しっかりとオイルをふき取って(吸い取って)おきましょう。

上記2点が完了すれば、自治体の資源ゴミ回収日に出すことが可能です。
これだと、とても簡単!エンジオイル缶の捨て方として、一番手間のかからない方法です。
もし、オイルがたくさん残っていたり、ふき取りが面倒な場合には、相場屋までご連絡くださいね。

以上が缶の処分方法となりますが、ペール缶の場合、キレイな状態であればオークションサイトやフリマアプリでの売買も行われています。
掲載の為の写真撮影や内部の清掃、発送など手間はかかりますが、購入者にはとても喜ばれますので、がんばってみるのも楽しいかもしれません。

まとめ

エンジンオイルの捨て方についてのルールは、自治体によりさまざま。”明確な決まりは無い”というのが実情です。交換した後になって、その処分方法に困ってしまうことの無いよう、行きつけのカーショップやガソリンスタンドなどで、事前に情報を収集しておきましょう。

エンジンオイルではなく、灯油の処分方法についてお知りになりたい方は、コチラもご確認ください。