農業器具や農機具の処分方法について。不用品回収についても徹底解説します。

最終更新日: 2022/12/17

農業器具や農機具の処分方法について。不用品回収についても徹底解説します。

農家に無くてはならない、大型農機具の数々。ひとたび廃業となれば、どのように処分したらいいのか。難しい問題です。
そしてそれは、個人のご家庭においても。昨今のガーデニングブームにより、簡単な農業器具やツールがひと通り揃っている場合も多い物。趣味が変わった時、どう廃棄したらいいのでしょうか。
大きい物、かさばる物が多く、置いたままにしておくと場所をとって大変です。
今回は、農業器具や農機具の処分方法についてご紹介したいと思います。

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※ 農薬の処分方法については、コチラをご覧ください。

農業器具、農機具、どういうものを言うの?

農業で使う機器や道具のことを指す、”農業器具”や”農機具”という言葉。
でも、そもそも、何がどれを指すのでしょうか。
それぞれの言葉に含まれる道具の種類や、意味について学んでいきたいと思います。

農業器具とは

いわゆる、道具のことを指します。
鍬、草かき、鎌、作業用の一輪車、噴霧器などが農業器具に分類されます。
また、簡単に取り回しのできる小型の耕運機なども、こちらに入ります。
作業をやりやすくするための道具、と言えるでしょう。
農家だけでなく、ガーデニングを楽しんだり、菜園を持っている一般の方も所有している物という考え方で、おおよそ間違いではなかと思います。

ちなみに、プランターや支柱、鉢、ネットなどは”資材”と呼ばれます。
農業器具とは異なりますので、間違えないようにしてくださいね。

※ 資材(鉢)の処分方法については、コチラもご覧ください。

農機具とは

力仕事を楽に行えるようにするためのものを指します。
例えば、トラクターや耕運機
土を掘り返し、柔らかくするためのものです。自動車のように乗り込み、運転して作業を行うため、免許が必要となるものもあります。

そして、稲の苗を水田に植え付ける田植え機や、刈り取り・脱穀・選別を一台でこなすコンバインなどは、稲作農家には欠かせない農機具と言えるでしょう。(コンバインは稲用とその他作物用に分かれています。)

また、草刈り機も農機具に入ります。
田畑は肥沃な土地であるため、雑草の生えるスピードは速いもの。農家にとって、草刈り機は欠かせない一台だと言えます。

このように、農機具は大きく、一般ではあまり所有しない物だとくくることができます。
つまり、処分のし辛い物も農機具だと言えますね。

農業器具、処分する方法とは

農業器具の処分はあまり難しくなく、自治体による処分も可能です。
サイズが大きな作業用一輪車などであれば粗大ゴミとなりますが、鍬、草かき、鎌などであれば分別し、不燃ゴミや可燃ゴミで出すことも可能です。

ただ、農業器具を自治体で回収する場合、注意して欲しい点があります。
それは、安全の確保。
というのも、自治体の回収だと、時間の指定ができないためです。
「〇時までに出してください」という自治体の指示やルールに則って出すこととなりますので、実際に回収されるまでの数時間は、農業器具が収集場所に放置されることになります。
むき出しでは、危険なこともあるでしょう。
危なくないよう、刃物部分を新聞紙で包んだり、配慮が必要です。

農機具、処分する方法とは

農機具の処分は、農業器具とは異なり、ちょっと面倒です。
というのも農機具は、不要になっても粗大ゴミとして処分することができないから。
理由は大きく3点。

 ・ 一般家庭から出たゴミではないから。

 ・ エンジンやバッテリーが搭載されており、回収後に危険が生じるから。

 ・ 大型である場合が多く、重量もあるから。

処分をしたいのであれば、自治体以外の方法を探さなければならないのです。

農協へ相談

お近くの農協に相談してみましょう。
買い取り可能な場合には、農協よりスタッフが訪れ、査定から引き取りまでを行ってくれます。
出向いてくれるため、手間がかからないのが嬉しいところ。
その上、引き取りなどに費用がかからず、買い取り対応となりますので、お得感があります。
また、協同組合であるため、買取以外のあらゆる相談にのってもらうことも可能です。
買い取りの相談以外に、仕入れや農機具の買い替え、人材不足など、農業に関することで他に相談やお願いごとがあるのであれば、農協は良い選択かと思います。

ただし、「農協だと、あまり高く買い取ってもらえない」という声も聞かれます。
まずはお近くの農協に相談し、査定をしてお値段を聞いてみる。そこから、メリットとデメリットを鑑みて決めるといいのではないでしょうか。

買取業者に依頼

農機具においては、通常のリサイクルショップでの買い取りはできません。
需要がピンポイントですし、置き場所が必要となります。それに、買い取ったとしても専門知識を持つスタッフはそうそういるものではありませんよね。

そこで頼りになるのが、農機具専門の買取業者です。
農機具王や農機具高く売れるドットコムなどがそれにあたります。
こちらは専門店であるため、しっかりとした査定が行われるのが最大の魅力。場合によっては部品取りをしてくれることも。壊れてしまっていても買い取ってくれる可能性があるのは嬉しいですよね。
また、人気のメーカーであれば高値がつくこともありますので、まずは相談してみるといいでしょう。

ただ、買取店が近くに無い場合には、出張費がかかることもあります。
査定の際は、出張費についても忘れず確認することをおすすめいたします。

下取りを利用

農機具を手放す理由が、”買い替え”によるものであれば、購入した業者に下取りをお願いするという方法が使えます。この場合、手間がかからないのが最大のメリット。
新しい農機具が納入される際、一緒に引き取りもお願いできますので、改めて時間を割く必要がありません。また、買取業者を別で探す手間も要りませんし、商品の状態に関係なく引き取りが可能であるのも嬉しいですね。

ただ、こちらは本来の業務ではなく、”サービス”として提供される部分となりますので、下取り価格はグッと低くなるのが一般的。
金額的な期待があまりなく、気軽にお願いできるという点を重視される方であれば、ピッタリの方法だと言えるでしょう。

スクラップ業者に依頼

スクラップとは、くず鉄を指します。そのため、スクラップ工場ではあらゆる農機具を金属ゴミとして捉えることとなります。
依頼した後は、農機具を解体。金属の塊とし、量や種類に応じて買い取りが行われます。
いくらかの値はつくものの、商品価格ではなく資材価格となりますので、かなりの安値になってしまうもの。
こちらは最終手段と考え、農機具としてのリユースがどうしても叶わない場合に選ぶといいでしょう。

身近で譲る

農家さんであれば、ご近所さんやお知り合いで、同じく農業をされている方がおられないでしょうか。
おられるようなら、声をかけてみてください。もしかすると、快く引き取ってもらえるかもしれません。
ご近所であれば、輸送費などかかりません。
農機具と一緒に、農業器具なども一式でお譲りできるかもしれません。
必要とされる方に愛用してもらえるのは、一番嬉しい処分方法だと言えます。

不用品回収業者という方法

いろいろな方法を書いてきましたが、どれもしっくりとこない。難しい。
という方にお勧めしたいのは、不用品回収業者という方法です。

不用品回収業者であれば、農業機械全般、丸ごとのお引き取りが可能です。
もちろん、その他、資材や土などがあっても大丈夫。
すべてまとめてお任せください。

その上で、相場屋では、リユースやリサイクルを徹底的に行います。
相場屋の強みは、国内のみならず、海外にも複数のルートを持っていること。お任せ頂ければ、あらゆる農業器具や農機具において次なる価値を見出し、新たなユーザーの元へとお引渡しをさせて頂きます!
そして、その際に発生した利益については、ご依頼人様へしっかりと還元いたします。

その他の不用品回収業者とはひと味違う相場屋を、ぜひご利用ください!

まとめ

農業器具や農機具は、一般的なツールではありません。
そのため、遺品として受け取ってしまった場合など、その処分に困ってしまわれる方が多くおられます。
今回、いろいろな方法を書きましたが、「難しいことを考えず、全部一気に片付けてしまいたい」と思われるのであれば、ぜひ相場屋にお任せください。
丁寧な作業とご説明にて、お片付けのお手伝いをさせていただきます!