テレビを処分したくなったら。家電リサイクル法に則った処分方法について考えます。

最終更新日: 2022/06/20

テレビを処分したくなったら。家電リサイクル法に則った処分方法について考えます。

壊れたテレビや不要になったテレビ。処分しようにも、粗大ゴミとして捨てることもままならず……。
お困りのまま、家に放置される方が一定数いることを知りました。
使わないテレビが家にあるのはジャマですよね。それに、壊れていないのであれば、次の持ち主を探してあげた方がテレビも喜ぶはず。
今回は、テレビをきちんと処分する方法について確認していきましょう。

テレビの歴史

テレビの発明者をご存じでしょうか?
電気の発明はエジソン、電話の発明はベル。誰もが知っていることなのに、テレビはなぜか知られていません。こんなにも有名な家電なのにも関わらず。
それは、なぜなのでしょうか?

実は、テレビの発明者は居ないからなのです。

というのも、テレビは、ある日”これだ!”と出来上がったものではありません。
19世紀~20世紀という長い年月を経て、さらにはイギリス、アメリカ、ドイツ、イタリア、ロシア、スコットランド、そして日本と、数多くの国や人々の努力が積み重なることで形になったのがテレビ。故に、関わった人全てが発明者であり、”この人”という特定の人はいないということなのです。
ただ、テレビに至るまでの様々な部分を担った人たちの中で、初めて文字の表示に成功した人が日本人だというのは嬉しいところ。浜松高等工業学校(現・静岡大学工学部)の高柳健次郎という方で、テレビにはじめて映ったものは、「イ」という文字。1926年のことでした。

そこからのテレビの進化は目覚ましいものがありますよね。
1953年2月1日、NHKが日本で本放送を開始すると、すぐに人形劇やドラマが大人気に。
1964年、東京オリンピックの放送。白黒放送がカラー放送へと移り変わる大きな後押しになりました。
その後は、衛星放送、ハイビジョン、BS、地上デジタル放送、ワンセグサービスと、どんどん進化し、現在に至るのです。

テレビの種類、あれこれ

では、テレビの種類についても、少し話していきましょう。

液晶テレビ、プラズマテレビ

現在、広く使われているタイプがこちらのふたつ。
どちらも薄型なのですが、より薄いのはプラズマテレビですね。
各々、得意分野があり、例えば、商品電力の少ない液晶テレビは、ながら見を楽しむ方にぴったりですし、色再現性の素晴らしいプラズマテレビは、スポーツ中継を楽しみたい方に喜ばれています。
これらは、各メーカーが幅広く商品を提供。サイズも幅広く、フルハイビジョンやダブルチューナーなど、予算に応じて選びやすいテレビだと言えるでしょう。
また、多くのメーカーが生産しているため、値段もどんどんリーズナブルになっています。

有機ELテレビ

いま、話題となっているテレビがこちらです。
液晶テレビやプラズマテレビも、”薄さ”を特徴としていましたが、有機ELテレビはさらに薄く、なんと今までの1/10を実現。壁掛けにしても、馴染んでしまうほどの薄さです。また、色の再現性が大変すばらしいのも特長のひとつ。
ただし、こちらはとても高額です。手に入れるのは、少し躊躇してしまうテレビだと言えるかもしれません。

ブラウン管テレビ

こちらは、今はもうなかなか見かけないテレビとなりました。
奥行きがあり、ゴロンとしていて重たいテレビ。アナログ放送の頃は、どこの家もブラウン管テレビだったものですが、地デジ化された今では、もうほとんど見かけることがなくなってしまいました。
ブラウン管テレビであっても、地デジチューナーを付ければテレビを見ることは可能です。しかし、そこまでされている方はマニアと言えるかもしれません。
世界的に生産が終了し、今から手に入れるのは至難の業かもしれません。

家電リサイクル法について

家電リサイクル法とは、有用となる部分や材料を捨ててしまうのではなく、有効にリサイクルすることを推進するため、できた法律です。限りある資源を有効利用するということは、地球を守るため、大変大事なこと。それと同時に、廃棄物の減量に繋がることでもあります。
地球のため、環境のため、しっかりと守っていかなければいけない法律だと言えるでしょう。

ちなみに、対象となる家電は以下の通り。
エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機。
テレビは、新しいタイプに限らず、古いブラウン管テレビであっても対象です。処分する際は間違えることなく、家電リサイクル法に則り、適切な処理を行っていきましょう。

※ 対象家電の確認は、コチラをご覧ください。

適切なテレビの処分方法とは

買い換えの際は引取りを依頼する

テレビを買い替えるのであれば、一番簡単です。
新しいテレビを購入するお店に依頼し、引き取ってもらいましょう。
おおよその場合で、新しいテレビの搬入時に引き取りが行われるため、配送料は無料となり、家電リサイクルにかかる料金のみの支払いとなるでしょう。お安く、手間もかからない方法です。
ただし、購入店によって異なる可能性があります。ご利用の際はお問い合わせをお願いします。

購入店へ依頼する

買い換えではなく、ただ処分をしたい場合には、テレビを購入したお店へ依頼することになります。
処分する旨を伝え、引き取り方法について尋ねましょう。
お店により、手続きや手順が異なりますので、それに従って処分することとなります。

しかし、購入店が分からなくなってしまっていることもあるかと思います。お引越しなどにより、購入店と遠く離れてしまっている場合もありますし、購入店自体がお店をたたんでしまったということも。
そのような時には、自治体に設置された指定引取場所に持ち込むこととなります。

指定引き取り場所へ持ち込む

自治体に依頼することも可能です。
ただしこの場合、可燃ゴミや不燃ゴミ、粗大ゴミとは異なり、”家電リサイクル商品の引取場所”として設置された箇所に依頼することとなります。
例えば、以下の通り。

西宮市の場合 

 株式会社善商が担当します。
 郵便局でリサイクル料金を支払い、支払い証明とともに指定引取場所に持ちこむこととなります。

丹波市の場合

 一般財団法人家電製品協会が担当します。
 サイトにて、ご都合の良い引き取り場所を検索。指示に従います。

神戸市の場合

 区ごとに協力引取店を設定しています。
 ご都合の良い引き取り場所に連絡し、指示に従って持ち込むこととなります。

自治体によって手法が異なりますので、間違わないようにしていきましょう。
ちなみにリサイクル料金は、コチラで確認することが可能です。

処分するまえに、”譲る”という選択を

不要となったテレビを処分する前に、まずは考えて欲しいのが、”売却”や”譲り渡す”という方法です。
上記にも書いたように、テレビは、捨てるとなると少々手間のかかる商品です。家電リサイクル法に則った料金もかかってしまいます。
それなら、まだ使えるテレビであるなら、「欲しい!」と思っている人を探す方が、より良い選択だと言えるのではないでしょうか。

売却する

まだ新しいテレビや、キズなどなく綺麗なテレビであれば、売ってしまいましょう。

実店舗だと、リサイクルショップ。
もしお近くにリサイクルショップがあり、持ち込みやすいサイズ感であれば、問題ないでしょう。

ネット利用なら、オークションサイトやフリマアプリがあります。
近くにリサイクルショップが無い場合や、テレビサイズが大きく、持ち運びが大変な時には、こちらが便利に使えます。最近は、梱包から発送まで丸ごとお任せできるサービスもあり、意外にらくらく。
ネットだと個人対個人の取り引きになるため、リサイクルショップよりも高い設定での取り引きとなる場合が多いもの。写真を撮ったり、説明文を書いたり、少々手間はかかってしまいますが、検討してみてもいいのではないでしょうか。

また、ネットでの売却の場合、意外にもブラウン管テレビに買い手がつく場合もあります。
生産終了したブラウン管テレビは、欲しくても、正規に購入することは叶いません。そうなると、マニアにとっては個人売買が頼みの綱となるわけです。そのような方の目に留まれば、不要なブラウン管テレビが大きく化けるかもしれません。

ちなみに、テレビの買い取り相場はインチが小さいほど安く、37インチ程度で1,000円程度となっています。ただ、グッと大きな50インチ程になると、数万円となる場合も。
もちろん、メーカーや在庫状況により異なります。まずはチャレンジしてみて欲しいと思います。

譲る

それなりに年式が古い場合や、少しキズがある場合であれば、お知り合いで必要とされる方がいないか、聞いてみるといいでしょう。
特に新しくなくても、必要とされる方がおられるもの。
例えば、お引越しなど、時間繋ぎで欲しい場合であれば、あまり見た目は気にしないでしょう。
また、工場などで、作業用のモニター替わりとして必要な場合であれば、写ればOKということも。
なんらかの事情があり、欲しいと思われる方もおられますので、こちらが勝手に「この状態だとダメだろうから」と決めつけるのは、とてもモッタイナイことなのです。

不用品回収業者に依頼する

よくあるのが、「押し入れや納戸を整理していたら、ブラウン管テレビが出てきた」というもの。
地デジ化に伴い、使わなく(使えなく)なったテレビを終いこんだまま忘れてしまっていたというパターンや、お引越しで不要になった、普段使わない部屋を片付けていたら埋もれていた……など理由はさまざま。
今後使う予定もなく、そもそも、映るかどうかも分からないという場合であれば、不用品回収業者に依頼するのが得策です。

もちろん相場屋でも、テレビのお引き取りが可能です。
重たいブラウン管テレビ、ご不要な薄型テレビ、なんでもOK!
そして、テレビの他にも片付けたいものがありましたら、それもまとめて一緒にご依頼いただけます。

気になるのがお値段ですが、相場屋での不用品回収によるテレビの相場は3,000円~となっています。
大きや種類によって変わってきますし、他の作業の有無でも違いがありますので、ぜひ、お気軽にお見積もりをご依頼ください。無料にて、正確なお見積もりをご提示いたします。

そして、相場屋にご依頼いただけましたら、お引き取りしたテレビがリユース可能であった場合、それで得た利益は、お客様に還元するというメリットも!

運び出す手間いらず。
売る?譲る?など考えることもありません。
お客様やテレビにとって、一番いい方法をお探しするのが相場屋です!

まとめ

テレビは、粗大ゴミとして処分することができません。
家電リサイクル法に則り、適切な処分を行いましょう。
そして、もしまだ使えるようであれば、リユースも積極的に考えて欲しいと思います。
映る限り、テレビは現役!大事に、長く、活躍させてあげましょう。

関連記事