土や砂利や石って捨てると怒られるんですか?

最終更新日: 2022/02/02

土や砂利や石って捨てると怒られるんですか?

庭の手入れや植木の植え替えなどで、石や土が大量にでたりするとどうしていますか?
「燃えそうにないから可燃ゴミではないだろうし、じゃあ不燃ゴミ…?」
などと悩む人も多いと思います。
あるいは、「自然のものなんだし、外に撒いても大丈夫だろう」と屋外に捨てている人もいるかもしれません。

この記事では、土や砂利、石の適切な処分方法や、間違って処分してしまったときはどうなるのかといったことについて解説していきます。

勝手に捨てると不法投棄です

土や砂利、石は、山や川などに捨ててしまうと不法投棄になります。
山や川などに勝手に捨てることで、どのような処罰を受けるのかについて解説していきます。

勝手に捨てると不法投棄になる

「自然に返せばいいだろう」と、土や砂利、石を屋外に捨ててしまおうと考える人も多いかもしれません。しかし屋外に放置することは不法投棄になってしまいます。

河川や山に捨てる

河川や山に捨てることも不法投棄としてみなされます。
河川や山には必ず持ち主がいます。そのため、土や砂利、石を持っていって捨てることは不法投棄となり、犯罪です。
さらにはその場所の生態系を破壊してしまう危険性もあるので、絶対にしてはいけません。

土の中に埋める

では、土の中に埋めるのはどうでしょう。
山などの土の中に埋めることは、持ち主がいることから不法投棄になってしまいます。

また自宅の庭に埋めるときにも注意が必要です。
自分が家を所有しているときは問題ありませんが、万が一家を売った後に、土の中から大量の土や砂利、石が発見されたときには責任を問われ、トラブルになってしまう可能性があります。

勝手に捨てるとどうなる?

土や砂利、石を不法投棄してしまうと、1000万円以下の罰金もしくは5年以下の懲役が課されます。
「バレなければいいや…」、「無料で楽だから」と河川や山、土の中に捨ててしまおうと考える人もいると思いますが、立派な犯罪ですので注意が必要です。

土や砂利、石が出るシチュエーション

そもそも土や砂利、石は日常生活においてどのような場面でゴミになるでしょうか。主なシチュエーションを二つ解説します。

ガーデニング

ガーデニングで植物を育てるなど、趣味として行うときに、土がゴミとして出ます。
一度使用した土は栄養が少なくなるため、一回植物を育てた土は廃棄することが多いです。
また、一般的なサイズのプランター一つにはいる土の量は10キロ前後と言われているため、大量の土がゴミとなります。

庭のお手入れ

庭のお手入れの際に、砂利や石がゴミとなることがあります。

最近「風情がある」と、自宅の敷地内に庭園を作ることがブームになっています。大きな石を置いたり、苔を生やしたりと自宅で簡単に和の空間を楽しめると人気ですが、お手入れする際には大量の砂利や石がゴミとなります。

土や砂利、石って何ゴミ?

では、土や砂利、石は何ゴミに分類されるのでしょうか。各自治体によって分類が異なることもありますが、多くの自治体では以下のように定義されています。

土や砂利、石はゴミではない

土や砂利、石はゴミではないと定義されています。そもそも土や砂利、石は自然界に存在するものであり、人間が生み出したものではないのでゴミではないのです。

たまに、自治体でもゴミとして処分してくれるところがありますが、基本的には受付してくれないので注意しましょう。

処分の方法は簡単です!

土や砂利、石の処分の方法は初めは迷いますが、一回方法を知ってしまえば簡単です。
不法投棄として処罰されないように、正しい処分方法を理解しておきましょう。

土や砂利、石の処分の方法を紹介します

土や砂利、石の処分の方法はいくつかあるので、一つずつ解説していきます。
各自治体では処分してくれる可能性が低いため、業者に依頼する必要があります。

専門業者に依頼する

専門業者に依頼することで、土や砂利、石を処分してくれます。
石の処分は、造園業者や石材店が行ってくれます。これらの業者は庭の管理を専門として扱っているところなので、石を引き取り処分してくれます。
費用は大きさや種類によって異なりますが、綺麗なものは無料で引き取ってくれることもあります。

次に土や砂利の処分は、不用品回収業者で処分が可能です。
処分を依頼する際には、処分したい土や砂利の量を伝える必要があるので、あらかじめ確認しておきましょう。

ホームセンターに依頼する

ホームセンターでも、土や砂利、石を処分してくれることがあります。
店舗によって、石を購入した場合のみ処分してくれたり、サイズや重量などの条件が設けられていることもあるので注意が必要です。

個人間での譲渡

土や砂利、石は重要な資源であり、また大量に購入するとなると高額になるため、譲ってほしい人がいるかもしれません。

処分したいとなったときは、捨てることだけを考えずに、周囲に欲しがっている人がいないかを一度探してみるのもいいかもしれません。

処分にかかる費用

土や砂利、石は専門業者に依頼することで処分してもらうことができますが、もちろん費用がかかってきます。
土や砂利、石は基本的に重量に応じて費用が計算されますが、さらに人件費や処理代がかかることも見込んでおきましょう。
以下では、それぞれどれくらいの費用がかかるのかについて紹介していきます。

持ち込むことができる量の処分費用

持ち込んで処分をお願いする場合の費用は、20キロあたり約70〜200円です。
比較的安い値段で処分してもらうことができるため、なるべく自分で持ち込むことをおすすめします。

大きな庭石の処分費用

持ち込むことができても、大きめの庭石だと少し費用が変わってきます。
こちらも、1キロ当たり約15〜40円と、お手軽な金額で処分してくれます。

クレーン車が必要な際の処分費用

大きすぎる庭石や、大量で持ち込むことが困難な土や砂利は、クレーン車で処分してもらう必要があります。
この場合にかかる費用は、処分してもらう土や砂利、石の料金とは別に、別途クレーン車の費用として1〜5万円かかります。

個人間での譲渡の際にかかる費用

個人間で譲渡する際には基本的に費用はかからないと思いがちですが、運搬費用がかかることがあります。どのように費用を負担するのかお互いに話し合っておくとスムーズかもしれません。

まとめ

土や砂利、石は河川や山、土の中に捨てると不法投棄になり、最大1000万円の罰金を課されてしまいます。

土や砂利、石は、ガーデニングで植物を育てたり、庭のお手入れをする際にゴミとして出ることが多いものです。
しかし土や砂利、石は自然物なので、ゴミとして分類されることは少なく、各自治体では処分してくれないことがほとんどです。そのため、専門業者に依頼をしたり、個人間で譲渡したりして処分するようにしましょう。

また処分の際にかかる費用は、処分したい土や砂利、石の量によって前後します。処分したいとなったときには、複数の業者で見積もりを出してもらうことで、お得に処分することができるかもしれません。

関連記事