ペンキや塗料缶、使用後のローラー等の処分方法について。ペンキが着いた時の上手な落とし方も。

最終更新日: 2022/09/26

ペンキや塗料缶、使用後のローラー等の処分方法について。ペンキが着いた時の上手な落とし方も。

コロナによる自粛生活をお過ごしの間、ちょっとした人気となったのがDIY。
最近は自粛生活も解け、お外で過ごす時間も増えつつありますが、DIY人気は変わることなく続いています。お住まいを過ごしやすく変えていくこと、そして、ご自身の手で気軽にメンテナンスを行うのはとても良いこと!

今回は、そんなDIY活動を後押しするべく、ペンキの捨て方やペンキローラーの捨て方など、その後の取扱いについてご紹介したいと思います。

ペンキの保管と処分

ペンキを購入する際、気をつけて欲しいのは、買い過ぎないこと。
なぜなら、保管も処分も大変だから!
大きな缶になると割安ですし、足りなかったら困るとの思いから多めに購入されてしまう方がおられるのですが、それはNG!必要量を見極め、必要最小限で購入するようにしましょう。
それでも残ってしまった場合には、違法な取り扱いはしないこと!

では、正しい保管と処分について、見ていきましょう。

ペンキを保管する

まずは、フチについたペンキをきれいにぬぐいます。
写真のような状態のままフタを閉めてしまうと、きれいに閉まらず、いざ使おうとした時に使い物にならないことも。また、フチのペンキにより、フタががっちりと接着されてしまい開かなくなってしまえば、せっかくの保管も無意味なものになってしまいますよね。
締める時にしっかりと拭きとる。
これが、とても重要なことなのです。

また、油性のペンキは、ひと工夫。
缶の中でペンキが固まってしまうことを防ぐため、残ったペンキの上にペイント薄め液を入れておきましょう。たっぷりである必要はありません。表面がまんべんなくカバーできる程度で大丈夫。
再使用する際は、混ぜ込んでしまえるので問題はありません。
このひと手間を、ぜひお忘れのないように!

そして、肝心のフタ締めです。
締め方がゆるいと、再使用の際、固まってる……という事態に。
買ってきた時の状態にまでしっかりと閉めなければいけないため、手で難しい場合には、ゴムハンマーを使うなどしてしっかりと閉めましょう。

保管には、注意が必要です!

ペンキは可燃物です。火気厳禁!あつくなるような場所に置いてはいけません。
例えば、ストーブ等、熱を持つ物の近くであったり、直射日光のあたる場所は避けましょう。
また、かなり重たい物でもあるため、高所へ置かず、下に置いておく方が無難です。

ペンキを捨てる

ペンキを、液体のまま捨てることはできません。
排水に流したりすることのないよう、気をつけましょう。

方法はいくつかあります。残ったペンキの量に合わせて、対処していきましょう。

少量の場合は、新聞紙など、不要な紙に塗り広げて乾燥させるという方法があります。
量が多くなると、上記の応用版として、袋に大量の布や新聞紙を入れ、そこにペンキを流し込み、しっかりと乾燥させるという方法があります。袋が破けないよう、そして吸収させる布や新聞紙が不足しないよう、注意が必要です。
他、市販のペンキ用硬化剤を使用し、硬化させる方法もあります。ただ、硬化剤を使用すると、ペンキの体積は2倍以上に膨らみます。処分する分量は増えてしまいますので、納得の上で使うようにしましょう。

以上、どちらの方法を選んだとしても、大切なことは以下の3点。

  • しっかりと乾燥(硬化)させましょう。ベタつくけどまあいいかは、絶対にいけません。
  • 硬化したペンキが可燃になるのか不燃になるのかは、自治体のルールに従いましょう。
  • ペンキ処分の際は、換気と火気に気をつけましょう。

無理のない方法で、対応してくださいね。

ペンキを譲る

開けずに余ってしまったペンキであれば、譲ることが可能です。
ご家族やご友人に声をかけてみると、意外に喜ばれるかもしれません。また、近隣の小学校なども必要としている場合があるので、貰い手が無い場合には聞いてみるといいでしょう。

また、リサイクルショップに持ち込んだり、フリマアプリに出品する方法もあります。

その他の処分について

ペンキを塗るために使ったローラーや刷毛、ペンキを処分した後の缶は、どのように処分したらいいのでしょうか?
また、スプレータイプのペンキの処分とは?
それぞれ、詳しく見ていきましょう。

ローラーや刷毛を捨てる

先ほど【ペンキを液体のまま処分するのは絶対にダメ】と書きました。
これは、ペンキローラーの捨て方や刷毛の捨て方においても同様で、濡れたままの状態で捨ててはいけません。
なので、もしローラーや刷毛についたペンキがガチガチに固まっているような場合なら、そのまま処分してOKです。
ただし、まだペンキが乾いていない状態であれば、しっかりと乾燥させ、固まるまで待ちましょう。

スプレータイプのペンキを捨てる

スプレーの中身が残っている場合には、新聞紙などに残りを吹き付け、空にしていきます。
空っぽになれば、ガス抜き……となるところなのですが、穴あけの際に爆発を引き起こすなど危険であることから、最近はガス抜きをすることなく、ゴミへ出すよう指示している自治体も多くあります。
ガス抜きの有無などスプレー捨て方については、自治体によりさまざま。お住まいの自治体がどのような対応をしているのか事前に確認し、危険のない処分を行いましょう。

※ ガス抜きについては、コチラもご覧ください。

ペンキの缶を捨てる

缶の中に残っているペンキは、可能な限りかき出します。空っぽに近い状態になったら、フタを開けたままの状態で屋外にて、しっかりと乾かします。
屋内での乾燥は危険なので、決してしてはいけません。

乾いた後の缶は、不燃ゴミ、もしくは粗大ゴミとなります。(資源ごみではありません!)どちらの扱いとなるかは、自治体により異なりますので、確認が必要です。

困った時には、不用品回収業者へ!

ペンキが大量にある場合や、古く、中の状態が分からない場合など、自分で処分をするのは面倒です。
そのような時には、ぜひ、相場屋へご連絡ください。

中身の状態に関わらず、お客様での作業も不要で、そっくりそのままお引き取りいたします。
もちろん、ペンキ塗りのためにお使いになったローラーや刷毛など備品についても、すべてお引き取り可能です。「ペンキの捨て方、どうしよう?」「スプレーの捨て方が分からない」「ペンキローラーって捨て方難しそう」などお困りの方は、ぜひ相場屋までご連絡くださいね。
その際、ペンキ以外の不用品についてもお引き取り可能ですし、お困りの作業等ありましたら、そちらも対応させて頂きます。

「ここ、こうだったらいいのに……」というお家に関するご不満は、まずは相場屋へご相談を!
事前にお見積もりをご提示致しますので、安心してご依頼いただけますよ。もちろん、お見積りは無料です。

※ 相場屋については、コチラでご確認いただけます。

ローラーや刷毛を再利用したい時は

ペンキが固まってしまう前であれば、ローラーや刷毛は再利用することが可能です。
ただし、かなりの手間がかかりますし、専用の洗浄液を用意したり、毛先を整えて乾かすなど、かなり大変な作業に……。どうしても、という場合でなければ、安価なハケを使い捨てにした方が現実的かもしれません。

以上を念頭に、試される場合には、以下の手順で行ってみてください。

  • 水性の場合

ペンキが乾いて固まってしまう前に水でしっかり洗い流し、その後、食器用洗剤を使いながらさらに丁寧に洗います。ペンキが落ち切ったら毛先を整え、毛先を上に向けた状態で日陰で乾かします。

  • 油性の場合

ペンキを新聞紙や不要な布で絞り出すように拭き取ります。その後、洗浄液やうすめ液(ペンキ缶に記載されている商品を買いましょう)で下洗いをし、水で洗い流します。この状態でペンキが落ち切っていますので、食器用洗剤で最終洗いを行い、毛先を整え、毛先を上に向けた状態で日陰で乾かします。

着いてしまったペンキを落としたい!

ペンキ作業をしていると、思いもよらない場所に着いてしまい、どうしよう……という場合も。
「落としたいけど、どうしたらいい?」とお困りの際は、以下を試してみてください。
ただし、ペンキは落ちにくいもの。
乾いてしまうと、取れないと思っておいた方がいいかもしれません。
汚れて欲しくない場所には、事前に以下のような対策を行いましょう!

  • ビニールや養生テープを使い、しっかりと目張りする。
  • 軍手やビニール手袋を使用する。
  • 汚れてもいい服で作業を行う。

では、落とし方を見ていきましょう。

服やカーペットなど、布に着いた場合

ペンキが乾く前に、ぬるま湯で洗い流す。もしくは、濡れ布巾で拭き取ります。
汚れた箇所に古布をあて、中性洗剤を数滴垂らし、スポンジや歯ブラシで抑えます。
古布の場所を変えつつ、何度か繰り返してペンキを吸わせていき、落ち切ったら洗濯をして完了です。洗濯が難しい場合には、水洗いをするなど中性洗剤を取ればOKです。

皮膚に着いた場合

ペンキは、乾いてしまう前にぬるま湯で洗い流しましょう。気づいたら時間を置かずに、”なるべく早く”がベター。
水性のペンキであれば、ぬるま湯で洗い流した後に、ボディソープや洗顔料を使えば比較的簡単に取れるでしょう。一方、油性のペンキの場合は、ひと手間必要です。肌に優しいオイル系クレンジングを使い、指の腹でクルクルと馴染ませることで、取れやすくなります。落ちたら、ボディソープや洗顔料などで洗い流せばOKですよ。

ただし、場合によっては、なかなかきれいに落ちない場合も……。
その場合には、無理にゴシゴシこするのではなく、日常生活の中で少しずつ取れていくのを待ちましょう。肌を痛めないために、ゴシゴシは厳禁です。

壁や床に着いた場合

ペンキが乾いてしまう前に、ティッシュや雑巾で拭き取ります。その後、リモネンという成分の入ったスプレータイプのシール剥がし剤(ホームセンター等で購入できます)を、ペンキが着いている箇所に吹き付け、しばらく置き、ティッシュやペーパータオルでふき取るだけ。お試しください。

まとめ

ペンキの処分で気にして欲しいのは、大きく2つ。

  • 液体のまま捨てない!
  • 自治体のルールに従う!

塗料として身近に感じるペンキですが、実は危険物。第2石油類となります。無理、無茶な処分を行ってはいけません。気をつけ、ルールに従った、適切な処分を行いましょう。