鏡台(ドレッサー)や姿見(スタンドミラー)の処分やリサイクルの方法を解説します

最終更新日: 2022/12/15

鏡台(ドレッサー)や姿見(スタンドミラー)の処分やリサイクルの方法を解説します

お嫁に行くときに一緒に持ってきた、亡き母親から譲り受けた昔ながらのもの。

実家を出て新生活をはじめ、張り切って購入したもの。

日々の身なりを整える為に見つめたり、悲しい時自分を励ます為に笑顔の練習をしたり…

鏡台や姿見は自身のこれまでの人生を静かに映してきてくれた大切な相棒でもあるので、使わなくなったからといって簡単に処分できないですよね。

鏡は、昔からいろいろな儀式にも用いられ不思議な力があるとされてきました。風水の考え方でも鏡を置く方角で開運に導いてくれたりとさまざま説があります。

今回は、鏡台(ドレッサー)や姿見(スタンドミラー)の処分やリサイクルの方法と、鏡を処分する際のお清めの方法を詳しく紹介します。

兵庫県・京阪神はお任せください

  • 、鏡台(ドレッサー)や姿見(スタンドミラー)に限らず、まとまった不用品があればお気軽にご用命ください
  • 兵庫県全域・大阪北部・京都南部までをカバーしています
  • エリア外の場合は各地の不用品回収業者にご相談ください

鏡はそのまま処分しても良い?

気になる伝承や言い伝え・風水など

かの有名な伊勢神宮で祭られている三種の神器にも入っている鏡。

ご神体が鏡である神社も全国各地にたくさん存在しており、大昔からとても神聖なものとして扱われてきました。

・鏡が割れると不吉なことが起きる

・妊娠中にお葬式に出席する際にはお腹に鏡を巻きつけて悪い霊を跳ね返す

・寝床のそばに鏡を置くと魂が盗まれる

・運気の入口である東や南に向けて鏡を置かないほうがいい

などなど、鏡にまつわる伝承や言い伝え、風水的な考えや教えは日本だけでなく世界でもたくさんあります。

そんな不思議な力があるとされている鏡を適当に扱い処分をするのは良くないと考える方も多いのではないでしょうか?

処分の前に…

少しでも気になったり、感謝の気持ちを込めて処分したいとお考えの方は参考にしてみて下さいね。

●お清めの気持ちを込めて鏡に向かって塩をふる

●塩水を湿らせた布でお清めの気持ちを込めて鏡を拭く

●白い布で鏡を覆う

鏡は悪い運気を閉じ込めてしまうことがあり、処分するときに鏡に閉じ込めている悪い運気が部屋に移るとされています。

白い布で鏡を覆うことで悪い運気が部屋に移ってしまうのをシャットアウトしてくれるそうです。

●生花や観葉植物を映す

植物も人間と同じく生命力があります。生きている生花や観葉植物を鏡に映してから処分することで運気を下げないようにしてくれると言われているそうですよ。

処分やリサイクルの方法

本題に入り、鏡台や姿見の処分やリサイクルの方法を紹介していきたいと思います。

自分好みにDIYする

年季が入ってしまっていたり、伝承したものの場合はアンティーク調のデザインがお部屋の雰囲気に合い辛かったり…デザインに飽きてしまっていたり。

しかし、思い入れがあるだけに簡単に人に譲ったり処分したりはできずに部屋の片隅に置いているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時は、近年流行のDIYで自分好みにチェンジしてみるのはいかがですか?

色を変えるだけでも、イメージはガラリと変わります。

デザインを変えながら傷みを補修したり補強することもできます。

せっかく縁があって自分の元に来てくれた鏡台や姿見、自分でDIYすることでさらに愛着が沸き長く使うことができますね。

知人や親族、必要としている方に譲る

綺麗な状態であれば、知人や友人・親族に譲ったり地元で不用品を無料で譲り合えるジモティーなどを活用して必要としている方に譲るという方法もありますね。

鏡台や姿見も他の家具同様に、簡単に運べるほど軽いものばかりではありません。

鏡は少しの衝撃でも割れてしまう可能性がありますし、2階や3階に設置していたりマンションの上階の場合には素人が運び出すのはとても大変になることもあります。

無理に自力で移動や搬送するのではなく、業者の力を借りることも視野に入れて安全に移動をするようにしましょう。

自治体のごみ回収を利用する

鏡台や姿見は自治体で回収されている粗大ごみとして廃棄することができます。

指定袋に入るサイズに解体することができれば、分別しそれぞれのごみの日にだすこともできます!

粗大ごみとして廃棄する場合、処理券の購入など、意外に手間がかかります。

また、廃棄したいごみの大きさや重さによって処分にかかる料金が変わります。

お住まいの自治体のルールに従い廃棄しましょう。

ざっくりとした流れは、

①粗大ごみ受付センターや窓口に粗大ごみの申し込み連絡をします。このときに収集日や排出場所と時間・かかる料金が決まります。

②コンビニなどで指定された金額の処理券を購入します。

③廃棄したい粗大ごみに処理券を貼り付け、申し込み時に決定した収集日に指定された排出場所に出します。

収集の際の立ち合いは不要になっている自治体がほとんどのようです。

直接持ち込みできる施設もありますので、窓口にて確認してください。

※割れていたり破損してとがっているような場合は、ケガや事故にも繋がりかねません。養生テープや新聞紙を巻くなどしてから廃棄するようにしましょう。

各種業者に依頼する

・買い替え時の引き取りサービスを利用する

新しい鏡台や姿見に買い替えた場合、家具店によっては手持ちの鏡台や姿見を無料や格安で引き取ってくれるサービスがあります。

処分費用が掛からない、または格安である上に家具の入れ替えもしてくれて手間も労力もかかりません。

・不用品回収業者に依頼する

鏡台や姿見の状態がどんな状態でも、不用品回収業者であれば引き取ってくれる可能性が高いです。

処分方法が分からない物や処分するのが面倒で家に眠ってしまっている物なども一緒に片付けてもらい、スッキリするのもいいですね。

・リサイクルショップで査定してもらう

きれいな状態であれば、売却することも視野に入れてみましょう。

自分で持ち込む方法と、査定に来てもらう方法があります。

お店により、行っているサービスが違いますのでご注意ください。

業者を選択する場合には、電話やインターネット上から何社かに問い合わせをし見積もりを確認して、しっかりと比較してから決めるのが鉄則です。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は、鏡台や姿見の処分方法を詳しく紹介しました。

日本では鏡がご神体の神社も多く、昔から鏡はスピリチュアルな力があると信じられてきました。

鏡の使い方によって運気の流れを味方にできるとされたり、世界各地で言い伝えがあったりします。

不思議な力を秘めている鏡の処分方法で悩む方も少なからずおられるようです。

今回のコラムを参考にしていただき気持ち良く納得いく処分をしてもらえれば幸いです!