デジタル遺品の遺品整理!どうしたらうまく削除できるの?

//デジタル遺品の遺品整理!どうしたらうまく削除できるの?

デジタル遺品の遺品整理!どうしたらうまく削除できるの?

近年ではスマートフォンの利用率が非常に増加しています。若年層が多く利用しているイメージのあるスマートフォンですが、50代以上の方のスマートフォンの利用率は50%を超えており、2人に1人がスマートフォンを使っているということになります。それに伴い、デジタル遺品というものが最近では注目されています。スマートフォンのサービスの多様化に伴い、デジタル遺品の種類も様々となってきました。今回はそんなデジタル遺品はどのように扱えばいいのか、どうやって処理すればいいのかについて考えていきましょう。

デジタル遺品とは?

デジタル遺品とは?
そもそも、デジタル遺品とはどういったものなのでしょうか?
デジタル遺品とは故人が生前に使用していたパソコンやスマートフォンに残されているデータのことを指します。上記でも書いたように近年ではスマートフォンの利用率が非常に高いことから、デジタル遺品は主にスマートフォンに残されていると考えていいでしょう。

高齢者の方もさることながら、交通事故などの突然死によって若年層の方においてもデジタル遺品は他人ごとではない状況になっています。

デジタル遺品の種類とは?

一口にデジタル遺品といっても様々な種類のものが存在するのは想像しやすいと思います。
デジタル遺品は大きく2種類に分けられ、「オフラインデータ」と「オンラインデータ」というものに分類されます。

オフラインデータとは電波を必要としないデータのことで、例を挙げるとスマートフォンに残されている写真、動画や連絡先などを指します。基本的にはパソコンやハードディスクなどの有形メディアにそのまま残されているものです。

一方でオンラインデータは電波を必要とするデータのことで、SNSやブログ、メールや仮想通貨、電子口座などの無形メディアに残されているデータのことを指します。

オフラインデータはデバイス自体に残されているため、どういったものがどれくらいの数あるのか、またそもそも存在しているのかが確認しやすい一方でオンラインデータはインターネット内に存在しているデータであることから遺族はもちろん生前の本人自体も見落としやすく非常にトラブルに繋がりやすいデータになってしまいます。

デジタル遺品を整理しておかないとどうなる?

デジタル遺品を整理しておかないとどうなる?
では、上記のようなデジタル遺品を処理していなければどのようなトラブルになってしまう可能性があるのでしょうか?

まず、よくあるトラブルというのが課金アプリや有料サイトの継続課金のトラブルです。一般的にこのようなアプリやサイトは没後も契約を解除しなければ継続して料金が発生してしまうことになります。
確かに故人のクレジットカードや引き落とし口座を凍結してしまうことで引き落としを一括で防ぐこともできるのですが、クラウドストレージなどを有料にて利用していた場合などであれば必要なデータが引き落としできないことによって消えてしまうリスクが生じてしまいます。

また、近年では通帳も存在しないインターネットバンキングや仮想通貨というバーチャル資産が存在します。もしこのようなアカウントの存在を知らないと資産の適正な相続を行うことができない可能性があります。相続が出来ないだけではなく、FXなどの高リスクの資産運用を故人が行っていた場合、多大な負債が発生してしまっているという可能性もあるのです。

デジタル遺品はどのように処理すればいい?

デジタル遺品はどのように処理すればいい?
では、デジタル遺品はどのように処理するのがいいのでしょうか?
まず、デジタル遺品は相続対象となるため、相続人が決定していない段階で勝手に整理することはおススメできません。相続人が決定していない段階でデジタル遺品を整理する必要があるのであれば必ず遺族で相談してから処理するようにしてください。

また、仮想通貨やインターネットバンキング等に残されている資産というのは「現金化できるもの」となり、通常の現金や口座預金などと同じで相続することになりますが、写真や連絡先など通常現金化できないものについては遺族が取捨選択を行うことになります。

どうしてもスマートフォンなどのロックが解除できない場合、そのデバイスを破棄するあるいは買取してもらうことも出来ないことになります。無理に解除しようと試みると使用することが出来なくなってしまい、オンラインデータの確認や消去などの手続きができなくなってしまう可能性があるため、場合によってはロック解除を行う業者などに相談してみるのもいい方法でしょう。

デジタル遺品を残さないために

デジタル遺品を残さないために
デジタル遺品は故人しか把握していない、あるいは故人であっても把握していないということも考えられるため、
・どのような有料サービスを利用しているのか
・SNSなどのデジタル遺品が残ってしまう可能性があるものはどれくらいあるのか
・クラウド上にしか存在しない必要なデータはないか

などを生前に確認しておく必要があるでしょう。

もし、デジタル遺品として何らかの処理が必要になるものが複数存在している場合などであればエンディングノート等にそのアカウントのIDやパスワードを示しておいた方が遺族は整理しやすくなります。
もしプライバシーにかかわるものなのであれば通常誰かに見られることがないところに閉まっておくなどするといいでしょう。

また、生前に登録している様々なサービスなども必要がないのであれば解約しておくことでより遺族にかかる負担を軽減することができます。

まとめ

デジタル遺品は現代科学の成長とともに生まれてしまったものだといえるでしょう。さらにネット社会が進むにつれて、今後デジタル遺品はもっと様々なかたちで存在していくことになるかもしれません。
自分自身でもなかなか管理しにくいデジタル遺品だからこそ、遺族の手を煩わせないためにも生前に処理しておく、あるいは自身が亡くなってからでも処理しやすいように手筈を整えておく必要があるのではないでしょうか。まずは現在使っていないサービスから手放していくことが無駄なデジタル遺品を残さないための得策といえるかもしれません。

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2021-05-16T18:15:38+00:00