古銭や海外のコイン、記念硬貨がたくさん出てきたらどうしたらいいの?処分方法をお教えします。

最終更新日: 2022/04/16

古銭や海外のコイン、記念硬貨がたくさん出てきたらどうしたらいいの?処分方法をお教えします。

納戸や倉庫、蔵などをお持ちのご家庭で、大掃除をしてくると出てくる古銭のたぐい。過去に誰かが収集していた名残なのでしょう。大量にあると、困ってしまいますよね。
自分の収集ではないため、価値も分からなければ、そのまま保管しておくのも気が乗らない……。
そんな時には、どう片付ければいいのでしょうか。
今回は、古銭や海外のコイン、記念硬貨の処分でお困りの方に、処分方法をお教えしたいと思います。

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お金の始まりとは

その昔、人々には、”お金”という概念はありませんでした。欲しい物があれば、自分が持っている何かと交換して手に入れる『物々交換』と言われる手法がとられていたのです。
しかしそれでは、困ったことが出てきます。
例えば、欲しいと思ったその時に、交換できる物を持っていなければ、手に入れることができないのです。
また、交換する物が食物であった場合、長期の保存ができないというのもデメリットです。
それに、人によって等価交換の基準が異なってしまうというのも、困ってしまうポイントでしょう。

そこで生まれたのが、”貨幣”でした。
貴重で価値があり、長く保存が可能な貝や石を貨幣としたのが、その始まりだと言われています。それが後に金属(金、銀、銅など)へ。金属にすることでより丈夫な物となり、同じ形の物をいくつも作れるようになりました。これは大きなメリットでしょう。
そして現在、世界最古の貨幣と考えられているのが、”エレクトロン貨”と呼ばれるものです。
紀元前7世紀~6世紀頃、リディア王国(現在のトルコ西部)で発行されたと言われています。(諸説あり)

その後、紙幣が登場することとなります。
世界初となる本格的な紙幣は、10世紀の中国で作られた”交子”と言われており、銅銭が不足していたため発行されたものでした。急ごしらえとはいえ、それはやはり、製紙や印刷の技術が発達していたからこそ成せたこと。当時の中国が持つ技術の高さが伺えますよね。

では、日本の貨幣の歴史とは、どのようなものなのでしょうか。
日本最古の古銭は、飛鳥時代に作られた”富本銭”と言われています。中国の”開元通宝”をモデルに作られました。その後、708年に”和同開珎”が作られます。これは学校でも習う有名な貨幣ですよね。そして、そこから250年をかけ、金貨1種類、銀貨1種類、銅銭12種類が作られるのですが、ぱたりと作られなくなり、600年ほどは中国から輸入された貨幣を使うこととなります。再び日本が貨幣を作り出したのは、豊臣秀吉が天下統一を成し遂げてからのこと。
そして、日本全国で貨幣が統一されたのは、江戸時代になってからだったのです。

古銭とは、どの時代のお金からなの?

いかにも古そうなお金を、”古銭”と呼びますよね。大昔の金庫を開けるようなテレビ番組で中から出てくる、アレです。でも、一体どの時代以降のものが、古銭と呼ばれるのでしょうか?

実は、定義はありません。
”今は使えないお金”のことを古銭と呼ぶパターンが多いのだそうですが、一概にそうとも言えないのが実情です。


引用元:日本銀行

例えば上記の紙幣、明治時代発行のものとなります。いかがでしょう。十分に、古銭と言えるほど古いお金に見えるのではないでしょうか。しかしながら、この紙幣は両方とも、今でも使用が可能です。使用できるのなら古銭と呼んではいけないのか?と問われると、見た目には十分古銭だと言えるレベル。
先ほどの定義は当てはまらなくなってしまいます。

ということはつまり、『私がこれは古銭だなと思えば、古銭』という考え方でいいのかもしれません。

古銭として取り扱われる日本のお金

一番分かりやすいのは、大判小判でしょうか。時代劇で「お主も悪よのう」と出てくる塊ですね。また、銭形平次が腰からぶら下げていて、悪者に投げつけるお金は穴銭と呼ばれるもの。これらの中には1枚で数十万~数百万となる物もあります。もしそのような物がお宅で見つかれば、かなりのお宝だといえるでしょう。

他、丁銀と呼ばれる古銭もあります。商取引用として、室町後期から明治維新までの時代に流通した銀貨です。形状はナマコ形と呼ばれる棒状で、銀塊。不揃いで重さも不定。見目はあまり良くない古銭です。

古銭として取り扱われる海外のお金

中国の古銭は、日本でも人気が高いものです。中でも永楽通宝の人気はすさまじく、1枚100万円以上での取り引きとなるのも珍しくありません。
他、清朝時代の銭貨幣や開元通宝、明銭、宋銭も人気。
プレミアの可能性を秘めた中国貨幣、もしお持ちであればじっくりと調べてみてもいいのかも。お宝古銭との出会いがあるかもしれませんよ。

記念コインも古銭になるの?

世界各国、大きなイベントや歴史的な出来事があった時には記念コインを発行する傾向にあります。コインを発行することによって、みんなで喜びを分かち合ったり、注目を大きなものにするなどの効果が期待できるためです。
そして記念コインについても、古銭と呼ばれるものが存在します。
とはいえ、古ければ古いほど人気がある……という物でもないそうです。大事なポイントは、発行枚数。残存が少ないほど高値となるため、あまり知られていない記念コインが出てきた時こそ、高額チャンスかもしれません。

古銭ではないけれど……

古銭ではないにも関わらず、ギザ10やエラーコインなど、高値で取り引きされるお金があります。
希少価値の高さから人気となっているため、探してもなかなか出てくるものではないでしょう。でも、もし見つければ……想像を超える高価な買取りも!!
他、両面とも表になっていたり、5円玉や50円玉の穴なし・穴ずれ、裏表の角度がズレたものなども人気です。

貨幣は、ジャラっと数枚まとめて使う機会が多く、じっくりと見る機会がないもの。何気なく使ってしまったその中に、実はお宝が潜んでいる可能性もあるのです。

また、エラーではないものの、お札に印刷されている記番号(アルファベットと数字)の部分、こちらがゾロ目になっている物は人気があり、高値で取引きされています。

お時間ある時に、財布の小銭や紙幣、ちょっと確認してみるのも楽しそうですよね。

古銭や海外のコイン・記念硬貨を処分する方法

古銭には、意外な価値を持つものがあることが分かりました。となると、やはり処分の方法として一番はじめに考えたいのは、”売る”こと!
もしかしたら、いま捨てようとしているその古銭、誰かがずっと探し求めている物かもしれません。
”売る”というのは、自分のためだけでなく、書い手のためにもなることなのです。

オークションやフリマサイトへ出品する

手放したい古銭の数が少なかったり、価値が明らかである場合には、ネットオークションやフリマサイトへ出品するのがいいでしょう。仲介が入らず、当人同士の取り引きとなるため、高額での売買が叶います。
ただし、仲介が入らないということは、トラブルの可能性があるということになります。要らぬトラブルを呼び込まないためには、状態を丁寧に伝える努力が大事。詳細が分かる写真や丁寧な説明分、梱包にも気を配る努力が必要です。
これらの手間を面倒だと思われない方であれば、オークションやフリマサイトは、とても適していると言えるでしょう。

ショップ買取りを依頼する

大量に古銭がある場合や、自分では価値が分からない場合には、古銭や海外のコイン・記念硬貨を専門に買い取る業者に依頼するのがいいでしょう。専門家による査定となりますので、市場の相場を元に、正確な査定額を出してもらえます。店舗への持ち込みに限らず、郵送での査定を受け付けているところもありますよ。

では、古銭を専門としない、一般のリサイクルショップだとどうでしょうか。
古銭に限って言えば、一般のリサイクルショップはあまりお勧めできないというのが実情です。というのも、専門のスタッフが居ないから。

せっかくの古銭です。査定額に疑問が残ってしまうことのない方法を選んで欲しいと思います。

不用品回収業者という方法

不用品回収業者と言っても、不用品を引取り、そのまま捨ててしまう業者だけではありません。
相場屋のように買い取りも行っている業者であれば、古銭のような価値あるものを適正に査定することが可能です。
例えば相場屋の場合、古銭回収の依頼をお受けすると、回収の後、あらゆるルートを駆使して買い取りを行います。そして、買取額がついた場合には、お客様へ還元!回収費用から差し引きさせて頂きます。
もしかすると、思わぬ収入となる可能性もあるのです。

相場屋の買取りについての詳細は、コチラをご覧ください。

まだ使えるお金なら……

発行を停止した紙幣・貨幣には、現在でも使用可能なものと、もう使えないものがあります。
もし、現在でも使用可能なものであれば、銀行での両替が可能です。もちろん、希少価値などは考慮されず、額面通りの金額での両替となります。また、手数料も必要となりますので、お得とは言いづらいかもしれません。

他、寄付という方法もあります。よくわからない古銭を大量に持っていて手放したい場合には、寄付をすることで広く役立ててもらうのもいいでしょう。

ゴミとして処分することもできるのか?

古銭やコイン、紙幣は、家庭ゴミとして処分することも可能です。
紙幣であれば可燃ゴミへ、古銭やコインは資源ゴミとなります。
とはいえ、やはりお金。ゴミとして処分するには抵抗があることと思います。知識として知っておき、それ以外の方法で処分する方が、精神衛生的にもいいのかもしれません。

やっぱり、保管し続けることにした場合には

古銭のことを知り、「やはりそのまま自分で持っておこう!」と思ったのであれば、きちんと保管・管理していかなくてはいけません。
以下、その方法を書いていきますので、参考にしてみてください。

● 保管の方法

専用のケースが販売されていますので、それを利用するのがベターです。
ただ、大量にある場合には身近な物で代用する方が安価ですし、手軽に揃うというメリットも。
例えば100均一のアルバムやホルダー、ジップロックなどを活用し、空気や湿気から守る工夫をすれば大丈夫。キズや折れがつかないよう、紫外線で傷んでしまうことのないよう、大事に保管していきましょう。

● お手入れの方法

重曹2と水1を混ぜ合わせ、指を使ってコインを優しく磨きます。すると、黒ずみやサビが落ち、きれいになります。磨いた後は流水できれいに洗い、乾いた布でしっかりと水気を拭き取ります。湿り気はしっかりと取らないと、新たなサビの原因となってしまいます。気をつけましょう。

ただし、古銭は、ピカピカに磨く必要はありません。
というのも、古銭は見た目が古びていてこそ、その趣が感じられるもの。あまりにピカピカな状態にしてしまうと、『本来の姿が失われている』と判断され、コレクター的価値は下がってしまうものなのです。
自然な汚れは劣化はそのままに、外的についた汚れだけ取り除くお手入れで留めておきましょう。

まとめ

貨幣には、時代や歴史、国、思想などが色濃く反映されており、デザインもとても多彩なものです。どれも大変美しく、重厚で、集めたくなる気持ちもよく分かります。
とはいえ、その量が膨大になれば、場所を取ってしまいますし、重量も相当なものに。いつかは片付けなければ……と思っておられる方も、少なくないようです。
そこで今回は、社会貢献に繋がる方法についても、ご案内いたしました。
皆さまに喜ばれる”次の道”が見つかることを願っています。