レンガやブロック、漬物石って何ごみ?処分方法を解説致します!
最終更新日: 2022/01/27

おしゃれなガーデニングやDIY、物置設置の際、また外壁や塀などでもよく目にするレンガやブロック。
実用的で活躍の場も多い反面、嵩張り重く動かし辛いうえ割れやすい…
漬物石は大きくてずっしり。美味しい漬物を作るためには必要不可欠ですが、運ぶのも大変です。
いざ必要でなくなったときにはどうしようか困るのが目に見えていますよね?
今回のコラムでは、不要になったら厄介そうなレンガやブロック、漬物石の正しい扱い方と処分方法を解説していきたいと思います。

目次
何ごみに分類される?
レンガやブロック、漬物石が何ごみに分類されるのか。不燃ごみなんじゃないの?と思っておられる方も少なくないのではないでしょうか?では、早速解明していきましょう。
・レンガ
レンガの答えは『産業廃棄物』
・ブロック
ブロックも『産業廃棄物』
・漬物石
漬物石は自治体により扱いがそれぞれ異なるようです。家庭ごみの燃えないごみとして扱う自治体もあります。
注意点としては、天然石なのか人口石なのか、ポリエチレン、陶器、鉄器なのか…?素材によって扱いが変わってきます。
※産業廃棄物って何?
産業廃棄物とは、事業活動等に伴って生じた廃棄物のうち法令で定められた20種類のもの。また、輸入された廃棄物のうちの航行廃棄物及び携帯廃棄物を除いたもの。これら以外のものが一般廃棄物とされています。
ブロックと煉瓦は、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くずに当てはまると考えられますね。
下記の神戸市のリンクもご参照ください。
実は!廃棄物は、同じものでも排出される条件により産業廃棄物になったり一般廃棄物になる場合もあるんです…。産業廃棄物として扱われるものって、身の回りにも意外とたくさんあったりしますよ。
どのようなごみ(廃棄物)でも、どう扱えばいいか困った場合にはまず、お住まいの自治体のホームページや広報誌で情報をご確認ください。

処分方法
それでは、メインテーマの処分の方法についていくつか解説させていただきたいと思います。
一般ごみの回収に出す
お住まいの自治体で、燃えないごみとして取り扱いが可能な漬物石はこの方法で処分するのがいちばん手軽なのではないでしょうか。ブロックや煉瓦は産業廃棄物ですので一般ごみとして出せません。
※明石市では、粗大ゴミ受付センターに連絡するよう記載がありました!
ホームセンターなどの取扱店に持ち込む
ブロック・レンガ・漬物石いずれも、購入した店舗や取り扱いを行っている店舗で引き取りをお願いできる場合があります。突然持ち込むのではなく、引き取りを行っているかどうか事前に問い合わせをしましょう。
地域のクリーンセンターに持ち込む
自治体によっては量の制限はあるものの持ち込み可能なクリーンセンターもあるんです。逆に、まったく受付をしていない施設もありますので、お近くの施設はどのような対応なのか要確認です。
※箕面市は、1日に20リットルまで受け入れ可能と記載がありました。
※小野市は、クリーンセンターではなく最終処分場へ持ち込みをするよう記載がありました。
まずは受け付け施設に連絡(予約)し、排出者本人が搬入しましょう!(身分証の確認があります。)
産業廃棄物処理業者に依頼する
各自治体のホームページに産業廃棄物処理業者の案内が掲載されています。
神戸市の情報を例として挙げさせていただきます。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、重かろうがたくさんの量があろうが安心して引き取ってもらえます。量が多い場合には素人が自分で積み込み運搬するというのはなかなか現実的ではないかもしれません。プロにお任せすれば思わぬアクシデントやけがや事故の心配もありませんね。ですが、業者によっては引き取っていないものがあったり回収値段にも差がありますので、いくつかの業者に問い合わせし見積もりを出してもらうことが得策です。電話口やメッセージのやり取りをする中で、この会社なら安心できるというところを見極めましょう。
再利用する
たとえ欠けてしまったものでも、少し手を加えることでインテリアやエクステリアとして違う活用をすることもできます。水槽の中で使ったり、テントやシートの重りとしてもおすすめです。本来の使い方をできなくなってしまったものでもアイデア次第で使い方は無限大です。

まとめ
いかがでしたでしょうか?レンガやブロックは一般ごみとして処分はできそうにないという結論でしたね。
何を処分する場合でも、しっかりと分別し、ルールを守ることが大事です。このコラムが少しでもお役に立てておりましたら幸いです。最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました!