小型から大型までさまざまなバッテリーの処分方法

最終更新日: 2023/07/31

小型から大型までさまざまなバッテリーの処分方法

身の回りには、様々なバッテリーがあふれています。
小型のタイプだと、スマホ、ノートパソコン、おもちゃ等。最近流行りの小型扇風機にも、バッテリーが付いていますね。
大型で言えば、電動自転車や車など。これらは、がっつり、大きなバッテリーが付いています。
このようなバッテリーは、どのように処分したらいいのでしょうか。

バッテリーは、危険物です!

バッテリーは、小型・大型に限らず、誤った扱い方をすると非常に危険です。
乾電池が比較的安全に取り扱いできるため、同様に思ってしまいがちなのですが、決してそんなことはありません。何がどう危険なのか、確認していきましょう。

小型バッテリー、その仕組み

小型のバッテリーは、そのほとんどがリチウムイオン電池です。
バッテリー内にはリチウムイオンが満たされており、電解液の中の+と-間を移動、充電や放電が行われる仕組みとなっています。
この電池は小型化できることから、スマホやパソコンなど、多くの家電製品に使われています。また、耐久性にも優れていると言われます。非常に多くの電力が蓄えられるため、電気自動車のバッテリーにも使われています。

リチウムイオン電池の危険性について

最近、ニュースでも取り上げられることが多くなってきたリチウムイオン電池の発火問題。スマホや、小型扇風機が爆発するシーンを見ると、その威力に恐怖を覚えます。
そのような事故が起こるのは、多くの場合が【衝撃】によるもの。落としたり、ぶつけたり、衝撃が加わったことをきっかけとし、事故が起こっています。
もちろん中には、リチウムイオン電池そのものの品質が悪く、それが原因となっている場合もあります。

急に熱くなったり、けむりが出るなどおかしな様子が見られたら危険です!体からすぐに離しましょう。

リチウムイオン電池を処分するには

スマホに使われているリチウムイオン電池、小型扇風機の電池、その他、小型家電で使われている電池を処分するには、以下の手順で行いましょう!

①機器から、電池を取り外す。
②電極の部分にビニールテープを巻き、絶縁する。
③電器店やホームセンター等、『産廃排出協力店』に持っていく。


産廃排出協力店は、こちらから調べられます。 → 『協力店・協力自治体』検索

ルールに従わず、一般ごみと一緒に捨ててしまうと、ごみ収集車や処理施設で電池が発火、火災に繋がる危険性があります。
分別を守らずリチウムイオン電池を捨てることは、人命にも関わる大変危険な行為!
決してしてはいけません!

以下、リチウムイオン電池の混入による、西宮市の火災事故の記事です。西宮市に限らず、毎年、各地区で起こっているという事実……。しっかりとした分別を、徹底して欲しいと思います。

引用:西宮市HPより


<注意>
ここまで、リチウムイオン電池の処分方法について書いてきましたが、もし、バッテリーが熱を持ったり、膨らんでいるなど不具合が出ている状態なら、ご紹介の方法は使えません。この場合はすぐに、相場屋に連絡をしてください!

大型バッテリー、その仕組み

大型のバッテリーとして、車のバッテリーを取り上げます。
車のバッテリーには、電解液に希硫酸が使われています。電極には二酸化鉛と鉛が使用され、それらの化学反応によって、充電と放電が行われる仕組みとなっています。
車用バッテリーには、『使用用途に適したバッテリーを使用する』という記載があるかと思いますが、その文章の示す通り、決して、それ以外の使い方をしてはいけません。というのも、硫化水素など、有害ガスが発生する恐れがあるためです。硫化水素は、人体に重大な影響を引き起こす危険性のある物質です。昨今、廃バッテリーの使い道として、各種サイトや動画で紹介がされているようですが、決して実践してはいけません。

車のバッテリー、危険性について

絶対にしてはいけないのが、バッテリーの横倒し。倒すと、そこから液が漏れだし、有毒ガスの発生や火災、錆び、やけどの原因となる可能性があります。車のバッテリーは非常に思いので、 持ち運びはかなり大変です。無理をして運ぶことの無いよう、気をつけましょう。

車のバッテリーを処分するには

車のバッテリーは、自治体に回収してもらうことはできません。また、クリーンセンターへの持ち込みも不可となっています。
というのも、希硫酸が含まれており、危険物と指定されているため。
よって、処分の際には、自治体以外の方法を探す必要があります。

購入店で処分する
バッテリーの買い替えの場合、新しいバッテリーの購入店へ古いバッテリーを持ち込めば、処分してもらえます。
ただ、購入から時間が経ってしまうと、引き受けてもらえない場合もあります。

ガソリンスタンドに依頼する
必ずではありませんが、多くのガソリンスタンドで引き取りをして貰えます。
料金も、かかる所、かからない所、さまざま。
日頃ご利用のガソリンスタンドに尋ね、確認してみましょう。

不用品回収業者に依頼する

危険物が取り扱える不用品回収業者であれば、おおよそ回収してもらえます。
相場屋であれば、もちろん、バッテリーの回収OKです!
お困りの際は、ご連絡ください。
バッテリーは大変重たい物ですが、運び出しもすべて相場屋スタッフが行いますので、その場に置いたままで構いません。
同時に、他の不用品もまとめて引き取り可能ですよ!

危険物の処分も、相場屋にお任せください!

今回、『リチウムイオン電池』や『車のバッテリー』の処分について、各種方法をお知らせしてきました。しかし、バッテリーはサイズに関わらず、取り扱いが難しいもの。場合によっては危険を伴うこと、ご確認頂けたでしょうか。
万が一のことを考えると、個人様で処分を行うことはおすすめできません。
無理はせず、ぜひ「プロにお任せする」という方法を、選んで頂けたらと思います。

相場屋は、危険物と呼ばれる物の処分も行っております。
膨らんでしまったリチウムイオン電池の処分もお任せください。
もちろん、分量が多い場合でもOK。
バッテリーの処分に困られたなら、すぐに相場屋を思い出してくださいね!
手間なく、安全な処分を考えるなら、相場屋という選択が最適ですよ!

まとめ

様々な家電を動かすバッテリー。それだけのパワーが秘められている訳ですから、不具合が起こった時の威力も大きいのだと知っておかなければなりません。
事故につながれば、大変危険です。
その危険を排除することが、バッテリー処分においては最重要課題だと言えると思います。
相場屋をご利用頂き、安心・安全なバッテリー処分を行って欲しいと思います。