傘が壊れた。でも、どう処分すればいいの?意外に分からないもの。正しい傘の処分方法について。

最終更新日: 2023/02/26

傘が壊れた。でも、どう処分すればいいの?意外に分からないもの。正しい傘の処分方法について。

どこの家にもある傘ですが、その使い方は千差万別。
気軽に買えるビニール傘を愛用される方、1万円を超える高級傘を愛用される方、さまざまですよね。
ただ、どのような傘をお使いであっても、強風や劣化などにより、いつかは壊れる物でもあります。
そんな時、どう処分すれはいいのか書いていきたいと思います。

兵庫県・京阪神はお任せください

  • 傘に限らず、まとまった不用品があればお気軽にご用命ください
  • 兵庫県全域・大阪北部・京都南部までをカバーしています
  • エリア外の場合は各地の不用品回収業者にご相談ください

傘はいつ生まれたのか?

傘の歴史はとても古く、4000年前のこと。なんと、古代エジプトやギリシャ、ペルシャの彫刻画や壁画にも、傘は描かれています。すごいですよね!
ただ、今の傘とは少し異なります。
というのも、当時の傘は開閉ができませんでした。立体に組み上げられた骨組みに棒に布を張っているだけのもの。とはいえ、雨を遮り、濡れずに移動ができるのですから、その発明は素晴らしいものだったのでしょう。

ちなみに、開閉式の傘が作られたのは13世紀で、イタリアだと言われています。
つまり、傘の登場から2700年近くもの歳月を要する技術が結集されたということになりますよね。
今、普通に傘を使っている身としては、ありがたい限りです。

海外では傘は使われていないって本当?

日本人は、無類の傘好きだと言えるのかもしれません。
というのも、『海外に比べ、日本人は曇りでも小雨でも、気軽に傘をさす』という結果が出ているのです。(ウェザーニュース調べ
では、「日本は雨が多いのかしら?」と思い調べてみると、意外や意外、日本の年間降水日数は世界ランキング13位であり、決して高いわけではありません。それでいて傘の所持数はトップなのです。
これはもう、傘好きと言っても、過言ではありませんよね。

では、一年中雨が降ることで知られるイギリスでは、傘はどのように使われているのでしょうか。
実はイギリスでは、”傘はほとんど使われていない”というのです。しかも、持っていない方の方が多いというのですから、驚きですよね。
では、どのように雨の日を過ごすのか。
それは、スコールのような大雨が降っている時には雨やどりをし、小雨になれば濡れて歩くのもいとわない。ただ、レインコートや雨靴など、傘以外のグッズは活用しているようなので、傘自体があまり好まれていないと言えるのかもしれません。

ちなみに、夏の定番である日傘についても、海外ではほとんど見かけられません。
太陽が降り注ぐ日にはひなたぼっこをし、日焼けを楽しむ国も多いですから、日傘をさすなんて理解できないのかもしれませんね。

ちょっとオモシロイ『傘』という字の由来

傘という字は、傘を形作る形状の中に人が4人、という風に見えます。
4人の人が雨宿りをしている様子を表しているのかと思ってしまうところですが、実はそうではないとのこと。
ちょっとオモシロイ漢字の成り立ちがあるので、ご紹介しますね。

漢字発祥の地である中国。その中国で”傘”という文字が生まれたのは、後漢(25年~220年)の頃だと言われています。そして、傘ではなく、”繖”が使われていました。意味は、布(糸)が雨を散らす、というもの。確かにその通りですよね。
しかしその後、229年~589年になると、”繖”の俗字が誕生します。これが”傘”。屋根を中棒で支えている形となっており、いかにも傘だなーと分かる漢字になりました。
そして、中に納まる人4つが表しているものは雨宿りする人ではなく、”傘の骨”だと言うのです。

諸説あるようですが、象形文字は見た目を型どって作られているため、有力な説なのかもしれません。

傘の処分方法について

ブランドの品で、破損や汚れがない場合であれば、人に譲ることが可能です。
ただ、ビニール傘の場合には、どんなに新しくても、なかなか貰い手が見つからないかもしれません。
もちろん、汚れている、壊れているなどであれば、捨てるしかありません。
それぞれの方法について、詳しくみていきましょう。

譲るという方法

高価な傘や、ブランドの品などであれば、十分に譲ることが可能です。
お近くにリサイクルショップがある場合には、持ち込み、聞いてみましょう。
フリマアプリなどに比べると、引き取り価格はお安くなってしまいますが、大きなメリットは”その場で取り引きが完了する”ところにあります。
フリマアプリの場合には、『写真を撮り、説明文を考え、掲載。そこからは、売れる日をひたすら待つ。』という手間が必要ですが、リサイクルショップであればそれが一切不要。

手間をかけ、高値を狙うか。
それとも、手間要らずですぐに処分するか。
お好みで選
ぶといいですよ。

ただこの方法は高価でないと使えないため、ビニール傘回収・処分という方法には向かないでしょう。

ゴミとして廃棄

譲ることが難しい場合には、ゴミとして処分することとなります。
ただ、傘の扱いはややこしく、自治体によって対応が分かれるところ。
例えば西宮市では、可燃ゴミとして出すことになっています。
しかし姫路市では、不燃ゴミ。
そして三木市では、埋立ゴミとなっています。

ビニール傘回収・処分ということであれば、布の部分、骨の部分と解体しなければいけないのか。
何ゴミとして出すのか。
まずは自治体に確認を。そして、ルールに従い、出しましょう。

※ 西宮市の場合は、コチラへ。

※ 姫路市の場合は、コチラへ。

※ 三木市の場合は、コチラへ。

”みんなの傘”へ寄付

地域によりますが、街なかにボックスや傘立てが設けられ、『不要となった傘を集めると共に、急な雨でお困りの際に自由に使える』という、みんなの傘と呼ばれる取り組みをしているところがあります。
もしお近くで取り組みが実施されているのであれば、家に溜まってしまったビニール傘や、買い替えで使わなくなった古い傘を、捨てるのではなく、みんなの傘へ持っていくといいでしょう。いわば、傘回収無料のサービスとも言えます。
そのうえ、自分にとっては不要となった傘が、いつの日か、誰かの役にたつ!
この取り組みは、とても優しく、素晴らしいものだと思います。
可能であれば、ぜひ協力してみてください。

”寄付の輪”へ寄付

寄付には、もうひとつ『寄付の輪』という方法があります。
寄付の輪とは、不要となった傘をお送り頂き、独自のルートを活用して換金、現金化し、そのお金で寄付を行う団体のこと。

とは言え、傘なんて大した金額にはならなさそう……と思われるかもしれません。
でもそれは、一般的なお話。
寄付の輪であれば、国内のみならず、海外にも売却のルートを持っていることから、おおよその品物を換金することができてしまいます。
そして、得られた現金は、ご希望の寄付先への寄付となり、ここでお取り引きの完了となります。

要らなくなった傘が、お困りの方の助けになる。
そんな寄付の輪の活動に、賛同いただけませんか。
寄付先は、以下の通り。ご希望の寄付先を選ぶことが可能です。

そして寄付の後、実績は公開されますので、安心です。

世界には、恵まれない子どもが大勢います。
大人だって、日々の生活に困窮している方がおられます。
寄付の輪は、そのような場所へお金を届ける活動を行っているのです。

寄付の輪の詳細は、こちらよりご確認頂けます。
不明点につきましては、お問合わせよりご質問ください。
また、『寄付の輪』会社概要につきましては、こちらで確認することができます。

どっさり溜まった傘にお困りの際は、ぜひ寄付の輪への寄付もご検討ください。

お困りの際には、不用品回収業者へ

例えば、たくさんの傘があって、どうにもならない場合。
今すぐに回収して欲しい場合。
傘以外にも引き取って欲しい物がたくさんある場合。
などであれば、不用品回収業者に依頼するのも、ひとつの方法です。

もちろん相場屋でも、傘のお引き取りを行っています。
そして、引き取った傘の中に高級なお品があり、買取が可能であったなら、得られた利益はお客様に還元しています。即日の回収も可能です。傘以外に、さまざまな物品を回収して欲しい場合もOKです。
相場屋は、決して「できない」とは言いません!

譲ったり、ゴミとして廃棄したり、みんなの傘への参加が難しい場合には、ぜひ相場屋へお声かけください!
相場屋スタッフが、心を込め、すぐに対応いたします!

※ 相場屋ご利用者の声は、コチラです。

まとめ

ご不要となった傘がある場合には、まずはリユースを考えましょう。
リサイクルショップやフリマアプリに頼らずとも、ご近所のご友人へ声をかけてみたり、施設の置き傘にしてもらうなど、リユースの道は意外にも多いもの。
できる限り、次の道を探してあげて欲しいと思います。
相場屋は、不用品回収業者且つ、リユースのプロ!
まだまだ使えるものは、どんどんリユース。そのルートは海外へも。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。