ゴミ屋敷を確実に⽚付けるには?業者に依頼した時の費⽤、その相場を解説します!

最終更新日: 2022/09/14

ゴミ屋敷を確実に⽚付けるには?業者に依頼した時の費⽤、その相場を解説します!

ゴミ屋敷でお悩みですか?
「片付けよう!」と思ってはいても、なかなか進まない……とお悩みの方も多いと言います。
例えば、お仕事が忙しく、片付けの時間を作り出せない方。
年齢により、体力に自信がない方。
ご家族に頼れる人がなく、お一人ではどうにもできない方。
これは、仕方のないこと。
では、業者へ依頼した場合、どのくらいの料金となるのでしょうか。確認していきましょう。

ゴミ屋敷を片付けるには、いくらかかるのか?

ゴミ屋敷を片付ける際の費用について、相場屋での作業を例に考えていきます。

相場屋では、トラックを単位として、金額の目安をお伝えしています。
4tトラックの場合、回収料金は¥80,000~。
この、4tというサイズ感ですが、一般的なゴミ屋敷であれば回収可能だと予測される大きさです。これ以上の分量となるようなら、プラスアルファがかかることになります。
そして、プラス人件費。
また、家電リサイクル法に定められる家電の処理が含まれる場合には、定められたリサイクル料金も別途必要となります。

以上、ざっくりとした費用感ですが、イメージして頂けたでしょうか。
もちろん、正確な料金は、お見積りにてご提示いたします。
まずはお見積もりをご依頼いただき、料金に納得の上、お申込みして頂けたらと思います。

※ 相場屋のゴミ屋敷作業については、コチラもご覧ください。

ゴミ屋敷の片付け費用、算出の方法

ゴミ屋敷を片付ける費用はどう決まる?

お引越しなどであれば、費用の算出に”間取り”が関係しますよね。
ゴミ屋敷ではなく、一般的な状態であれば、間取りに応じた家具の配置がなされるため、間取りを聞くことにより、ある程度の物量が予測され、費用を算出することができるのです。

しかしゴミ屋敷の場合には、間取りでの算出が大変難しくなります。
例えば、ひざ下程度のゴミが溜まっている2LDKと、天井までゴミが積み上げられた2LDKでは、物量の違いは歴然ですよね。もちろんこの場合、作業にかかる人員数にも違いが生じます。

つまり、ゴミ屋敷の片付け作業において金額を構成するのは、間取りではなく実際に出てくるゴミの量。排出されるゴミの量(=物量)が重要であり、”物量+人件費”が算出の目安となるわけです。

プラス、あまりに汚染がひどく、ハウスクリーニングを入れなければならない場合や、壁や床が破損している場合など、リフォームが必要となることも。
ゴミを片付けた後に、他の費用がかかる可能性も、頭のすみっこに入れておきましょう。

相場屋での価格帯

上記表は、物量に関する料金となります。
ここに、人件費として、別途1.5~2万円を加算して頂いた金額が、おおよその目安と言えるでしょう。
もちろん、その時々の事情やイレギュラーな事柄により、金額が変動することもありますので、まずはお見積もりを取り、正確な金額を知ることが大切です。

相場屋は、お見積り無料!
お気軽にご相談ください。

ハウスクリーニングが必要な場合とは

ゴミ屋敷の場合、ただ不用品を搬出して完了、というわけにはいかないことが多々あります。
というのも、不用品を搬出した後に残る汚れなどが、簡単には落ちない場合があるから。
そうなれば、プロであるハウスクリーニングの手を借りなければ、一掃することはできません。
また、手ごわいのが水回り。長期間掃除をしなかったことにより、汚れが蓄積。特殊な薬品を要する場合もあります。
床や壁についた汚れが土台まで浸透し、腐食が起こっていれば、内装を入れなければならないでしょう。
さらに、害虫が発生していれば害虫駆除が必要ですし、悪臭が強いと、除去作業もしなければいけません。

ゴミ屋敷の片付けには、副次的な作業が発生する可能性があるということも覚えておいて欲しいと思います。

自分で出来ること

まず初めに。
ゴミ屋敷の片付けや掃除は、基本的に個人での作業をおすすめしていません。
というのも、ゴミの倒壊など、危険を伴うから。また、輩出した大量のゴミを、一気に一般ゴミで出すことは多くの自治体で禁止されているから。(1回に出せるゴミ袋数に制限がある場合が多くあります)

その上で、自分で出来ることをご紹介するそのワケは、ゴミ屋敷化する前に、どうにか食い止めることのできる人がいるかもしれないという期待があるから。
ゴミ屋敷化の前段階で、ぜひ留まって欲しい!そして引き返して欲しい!
そのための方法です。

手順は、以下の通り。

  • 「片付ける!」という、強い意思を持つ!
  • 「今日はここ」と範囲を小さく決めて、そこだけを片付ける。
  • 曜日や時間帯など、片付けのタイミングを定めたあとは、スケジュールを必ず守る。

たったこれだけ。
大事なことは、少しずつでいいから、必ず進めていくこと。
途中で、「今日は予定の日だけど、お休みしよう」「また今度」なんてことがあると、次第にそこに流されてしまうもの。一気に、あっちもこっちもと欲張る必要はありません。ほんのちょっとでも、前進させることが重要なのです。

業者を利用するメリット

専門の業者を利用して片付けるメリットとは、やはり、”一気に片付くこと”でしょう。
先ほど、個人でゴミ屋敷の片付けを推奨しない理由として、「輩出した大量のゴミを、一気に一般ゴミで出すことが禁じられている自治体が多くあること」を挙げましたが、もちろんこちらについても、業者に依頼した場合にはクリア。
すべてのゴミを一気に持って行ってくれるスッキリ感と安心感は、何物にも代えがたい魅力があるのではないでしょうか。

ただ、その場合、費用がかかります。
決して、安い金額ではありません。
とはいえ、業者であれば一度で片付き、ゴミに埋もれた汚れやニオイ、害虫などもすべてお任せできます。その効果とメリットは非常に大きい!

手に負えない状態だと感じられるのであれば、迷わず業者へ依頼。これが近道なのです。

リバウンドを防ぐには

ゴミ屋敷を片付けられた時には、そこで満足せず、ぜひすぐに、対策を考えて欲しいと思います。
でなければ、リバウンドはあっという間に起こります。
せっかく片付けたのなら、リバウンドさせないよう、頑張る術を身につけましょう。

生活リズムの見直しや、日々のルーティンの再構築、そして家事代行サービスの利用など、今までの生活にプラスアルファを加え、もう二度とゴミ屋敷に陥ってしまうことのないよう、気をつけて欲しいと思います。

まとめ

ゴミ屋敷の片付けには、ある特徴があります。
それは、作業中に発生する予測不可能な事態が起こり得ること。
例えば、ゴミをどかした後に修復不可能な汚染が見つかるなど。こうなると、追加作業が発生してしまうこともあるでしょう。
お見積もりの時点では発生していない作業について、「発生の可能性」や「発生したときの対処法」そして「かかる費用」など、きちんと説明があるかで業者を見極めていきましょう。