【地域情報】エコな不用品回収方法!?リサイクル拠点も紹介【神戸市】
最終更新日: 2024/07/31
神戸市のエコな不用品回収やリサイクルの取り組みについて深掘りしてみましょう!
神戸市の「まわり続けるリサイクル」の取り組み
神戸市の掲げている、まわり続けるリサイクルってご存知ですか?
使い終わったら、回収、資源化、再利用。「まわり続けるリサイクル」の街。そんな未来を実現化するために神戸市は今動いています。
まわり続けるリサイクル
みんなが気軽にリサイクルしやすい品目を重点的に回収することにより、合理的にプラスチック資源を循環させる「まわり続けるリサイクル」の取組みをスタートしています。回収方法は、集団回収・拠点回収・店頭回収です。
市民参加型の重要性
神戸市民のリサイクルそのものへの関心やモチベーションを底上げすることで環境と経済の好循環化を目指しています。プラスチックのリサイクルについて楽しく学ぶ参加型イベントも積極的に行われていますよ!
リサイクル意識向上や参加促進を図って、楽しく学びながら環境活動に取り組んでもらうために、ごみ出しや不用品への考え方の変化をきっかけとする神戸市民の皆さんの交流の場「資源回収ステーション」があります。
資源回収ステーションって?
神戸市には、リサイクルを実践する拠点として、資源回収ステーションという場所があります。
資源回収ステーションの特徴と利点
全国初となるプラスチック資源に特化した回収ステーションは、神戸市長田区ふたば学舎内にあります。利用目的を明確に定めてリサイクルを見える化し、より市民にわかりやすく且つ地域一体となり「まわり続けるリサイクル」を推進するための施設です。全国初が神戸市って、神戸市民としてはなんだか嬉しいですよね♪
回収ステーション内には交流スペースもあり、年代やジェンダー問わず幅広い地域交流が生まれるコミュニティ拠点としても活用されています。
市内の資源回収ステーション設置場所
神戸市内で、2024年7月現在23ヶ所の資源回収ステーションが開設中となっていますよ〜!
資源回収ステーションでは、営業時間内であれば回収品目をいつでも持ち込み可能!指定のごみ袋も必要ないのでどれだけ持ち込んでも持ち込み料金が無料であるところがとても魅力的です。
※各資源回収ステーションによって利用時間も回収品目も異なりますので、詳細はこちらからご確認くださいね。
コミュニティ拠点としての機能
前述した通り、資源回収ステーションは地域のコミュニティ拠点としても機能しています。各ステーションでイベントの開催もされており、それぞれの地域で積極的に活用されています。さらに小学校校区ごとに拠点を増やす構想とのことですので、今後もっと地域コミュニティとしての役割を担う場所となっていきそうですね。閉校になった小学校や旧庁舎の再整備、役所の支所や地域センターと併設した施設であったりする場合が多いため、とても身近な場所としてこれから神戸市民に根付くでしょう。
地域交流の場としての活用例
環境局主催の「かえるーぷ」(おもちゃとこども服の資源回収・交換会)の実施をされたりもしています。お住まいのお近くのステーションの情報をお見逃しなく。
※現在、コーヒーの無料提供はふたば学舎のみでの実施となっていますが、各ステーションごとにカフェなどの併設もございますのでお近くのステーションで楽しんでくださいね。
環境施設の見学できる?
神戸市では、環境施設学習の一環として各施設の見学も可能です。事前申し込みが必要ですので、ご予約後にお出かけくださいね♪
資源リサイクルセンター、クリーンセンターの見学予約は、おでかけKOBEからどうぞ!
夏休み期間中には小学生のお子様がいらっしゃるご家族向けイベントとして、クリーンセンター夏休み家族見学会も開催されますよ〜。
外来生物展示センターの観覧予約詳細はここからご確認をお願いします。
プラスチック資源の効率的な回収
神戸市では、資源回収ステーションへ出向く以外にもつめかえパックリサイクルボックスの利用でリサイクルへの意識向上がしやすくなっています。普段よく行くお店などで目にしている方も多いのではないでしょうか?
つめかえパックリサイクルって?
2021年10月1日より回収開始されたプロジェクトです。メーカー問わず使用済み日用品の詰め替えパックの回収が行われています。回収ボックスの設置場所は神戸市内の小売75店舗・10施設となっていますよ。
つめかえパック1枚につき50ポイント(5円相当)付与されます。神戸市公式アプリ「イイことぐるぐる」をダウンロードしておいて損はないですね♪
※ボトル類、チューブ類、食品容器、食品トレイ、カップ類、発泡スチロール、紙類つめかえパック以外のプラ製品や食品の入っていた容器全般、混ぜるな危険の表記のあるの商品は回収不可ですのでご注意を。
詳細はこちらからご確認ください。
その他のエコな回収あれこれ
各区の回収に関する情報検索にはこちらのリンクが便利です。
まずはざっくりと神戸市の回収ルールの再確認をお願いしますね♪
- 新聞は、ひもで十字にくくる。
- 段ボールは、つぶして平らにたたんでひもでくくる。
- 雑がみは→雑誌、古本(表紙に革・布などが使ってある場合は中身のみ。表紙は燃えるごみへ)、紙袋、カタログ、カレンダー、パンフレット、包装紙、教科書、ノート、プリント類、封筒(窓付きの場合、セロハンは燃えるごみへ)、お菓子などの紙箱、紙製の卵パック、トイレットペーパー・ラップの芯に対応。
- 牛乳パックは、洗って開いて乾かして束ねてひもでくくる。
- 古着や古布は、中身の見えるポリ袋に入れる。
新聞・段ボール・雑がみなどの資源回収
神戸市では、新聞・段ボール・雑がみなどの資源は、地域団体(自治会、婦人会、老人会、子ども会やPTAなど)が中心となって集めておられます。
古着や古布の回収
古着や古布の回収は、新聞・段ボール・雑がみなどの資源と同じように回収されている自治体が多いようです。
拠点回収としては、市内2か所のリサイクル工房で、古着・古布の回収を実施されています。
- リサイクル工房あずま:神戸市中央区吾妻通4丁目1-6(旧吾妻小学校)神戸市生涯学習支援センター(コミスタこうべ)北棟2階
- リサイクル工房ほくしん:神戸市北区藤原台北町1-23
小型家電リサイクル回収
神戸市では、国の定める小型家電リサイクル法対象品目のうち神戸市指定ボックスの投入口(縦15cm×横40cm×奥行35cm程度)に入るものを回収の対象としています。ボックスの設置場所はここからご確認くださいね。
また、神戸市公認の小型家電認定業者による回収についてですが
- リネットジャパンリサイクル株式会社
- (株)イー・アール・ジャパン(エディオン)
- (株)リーテム(ケーズデンキ)
- 豊通マテリアル(株)(ジョーシン)
神戸市内を回収対象地域とする上記の4事業者と連携協定を締結していて、小型家電の回収をしてもらえます。
電池回収
神戸市内に電池の種類に関係なく投入することができる「電池類回収ボックス」が新設されましたよ!
乾電池・コイン電池はこれまで通り「燃えないごみ」で捨てることができますので、状況に応じてご活用くださいね。
※回収ボックスと燃えないゴミどちらに出す場合でも、膨張・破損した電池類や車などのバッテリー(鉛蓄電池、アルカリ蓄電池)は回収対象外です。まあいいか。なんてご判断はなさらずに、各区の環境局事業所へご相談ください。
家庭でできるリサイクル促進策
さて、ここまで神戸市でのリサイクルについて色々ご紹介してまいりましたが、この記事を読んでくださっているあなたはどのくらい活用できていましたか?
3R(リデュース・リユース・リサイクル)の実践方法
ゴミを減らしたいからといって、モノを突然に買わない使わないなんて生活はできませんし、現実的ではありません。簡易包装や詰め替えのできる商品を選んだり、長持ちするモノを選んだり。お買い物に行くときにマイバッグを持参することも簡単に実践できるリデュースの一環ですね。
シェアサービスやリサイクルショップの活用、兄弟やお友達に使わなくなった子供用品やお洋服を回したり‥自然とされている方も多いのではないでしょうか?これはリユースですよね!
リサイクルに関してはしっかりと意識と知識を持って分別することが大切です。うちの地域はゴミ分別にうるさくないから。なんて理由で何でもかんでも一緒に捨てているあなた。ちょっとだけ生活の中に分別を取り入れてみませんか?