金庫に寿命があるって本当?!古くなった金庫を処分する方法について【考えよう】
最終更新日: 2022/12/17
ご自宅に金庫をお持ちの方、その金庫、半永久的に使えると思ってはいませんか?
いえいえ、実は金庫は消耗品。時の経過と共に劣化し、その性能は低下してしまうのです。つまり、定期的に買い替えが必要となるもの。
では、寿命のきた金庫の捨て方とは?
金庫の処分方法について、考えていきましょう。
- 金庫に限らず、まとまった不用品があればお気軽にご用命ください
- 兵庫県全域・大阪北部・京都南部までをカバーしています
- エリア外の場合は各地の不用品回収業者にご相談ください
あまり知られていない、金庫の寿命!
一見すると、寿命なんて関係のない商品に見える金庫。
しかし金庫には、日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会によって”20年”という耐用年数が定められています。それは、金庫に用いられている耐火材によるもの。耐火材には水分が含まれており、その水分こそが耐火性能に繋がるもの。しかし水分なので、どうしても経年と共に減っていってしまいます。よって、20年を超えた頃には、耐火性能の低下により、万が一の火災時に中身を守れないという事態にもなりかねない、ということになるのです。
金庫に入れる物は、どなたにとっても大事なお品のはず。
耐用年数はしっかりと守り、適正な性能を担保した状態で使うよう、気をつけましょう。
金庫の種類
金庫には、様々な種類があります。
身近でよく見かけるのが、手提げ式の金庫。簡単に持ち運びできてしまうので、「金庫として意味があるのか?」と思われる方も多いようですが、一時保管用としての利用や、出店など屋外での利用、そして内部の少額窃盗を避けるためのものとして有効に使われています。
そしてこちらの金庫であれば捨て方は簡単で、一般ゴミとしての処分が可能です。
他、据置き型となると2種類で、火災対策として使われる”耐火金庫”と、盗難防止を目的とした”防盗金庫”があります。用途に応じて選ぶこととなりますが、防盗金庫の方が高額です。一般家庭では、耐火金庫をお使いの方が多いでしょう。また、耐火金庫であっても、重量の重いタイプや強化型と呼ばれる防盗金庫に寄せた商品も出ていますので、必要な性能と予算に応じて選ぶことをおすすめします。
そしてこちらの2種類に関しては、一般ゴミとしての処分はできない物となります。また、100kgを超える物も多く、移動させることさえ困難!個人で処分をするのは難しいので、金庫の処分方法を考えていかなくてはいけない商品です。
金庫を処分する方法とは
まずは、金庫の内部を見てみます。
以下は断面図。構造的には、鋼板や金網鉄筋、耐火材(発泡コンクリート)となっています。
そしてコンクリートは産業廃棄物の扱いとなり、自治体での回収はできず、粗大ゴミとしての処分はできません。これは、金庫を持つ者の基本知識として、知っておきましょう。
購入した店舗に引き取り依頼する
販売店によるため、確実な方法ではありませんが、その金庫を購入した店舗であれば、引き取ってもらえることがあります。ただし、購入を証明するためのレシート提示が必要となる場合もありますので、金庫を購入する際は先のことも見据え、レシートの保管は確実に行っておく方がいいでしょう。
とはいえ、買い替えの時期は寿命である20年後。生活に変化も起こる長さです。20年の間に転居があるかもしれません。金庫を買った店舗が、移転や閉店することも考えられます。そこで、購入店ではなくとも、金庫の取扱店が有料にて、引き取りを行っているところもあります。
お困りの際は、まずはお近くの金庫販売店へ尋ねてみましょう。
その際、型番を伝え(不明の場合はサイズ等)、お見積もりを取ります。そして、重たい物なので、引き取りもしてくれるかどうか確認しておきましょう。
鍵屋さんに引き取り依頼する
金庫を処分する理由のひとつに、「開かないから」というパターンがあります。
その場合、すぐに処分をしたくはないですよね。一度開け、中身を確認した後に処分したいものです。
そこで鍵屋さんの中には、鍵を開けるだけでなく、その後の引き取りまで行ってくれる店舗があります。それなら、ひとつの店舗ですべて丸ごとお願いできて便利!
ご利用状況に応じて、鍵屋さんに処分を依頼するパターンも覚えておくと便利かと思います。
不要品回収業者に依頼する
上記、いろいろ処分方法をご紹介してきましたが、「店舗により異なる」という部分が気になるところ。金庫の販売店にしても、鍵屋さんにしても、どこにでもお願いできるわけではなく、まずは対応してくれるかどうか、自宅近くにあるのかどうか、ご自身で調べることから始めなくてはいけません。
それはかなり面倒……。
それなら、いろいろ考えなくてもいい”不用品回収業者に依頼する”という方法はいかがでしょうか。
例えば相場屋であれば、ご依頼のお電話を頂きましたら、ご希望のお日にちで伺うことが可能です。もちろん、即日ご希望の際もお気兼ねなくお尋ねください。
そして、重たい金庫を動かす必要もありません。据え付けてあるその場より、スタッフが運び出しを行いますので、お客様の手を煩わせることは一切ないのです。
金庫の処分費用としては、おおよそですが、”1kgあたり100円~200円”となります。ただ、設置場所や階段の有無などにより金額は異なります。まずは、お見積もりをご請求ください。
またせっかくですので、お伺いした際、同時に他の作業を行うことも可能です。複数の作業を一気にご依頼頂いた方が、個別で依頼されるよりも結果的にお安くなりますよ。
相場屋についての詳細は、コチラもご覧ください。
皆さまに選ばれるそのワケを、ご確認頂ければと思います!
まとめ
金庫に寿命があることをご存じない方も多く、”周知してもらわなければ”と書いた記事です。
大切な物を保管する金庫。しっかりと守り続けるためには、その使い方についてしっかりと知っておかなければいけません。
そして、金庫の処分は適切に行いましょう。
重い物なので、決して無理はいけません。プロにお任せした方が安心ですし、安全ですよ。