洗濯機の寿命はどのくらい?寿命の前に手放した方がいい?交換時期の目安と処分方法を考えます。
最終更新日: 2022/07/20
意識することなく、日々便利に使っている洗濯機。「洗濯機が壊れた」なんてことになれば、ショックですよね。とても困ってしまいます。
そんな洗濯機、寿命はどのくらいなのでしょうか?そして、洗濯機の捨て方とは?
まだ大丈夫なうちに、洗濯機についてよく知っておきましょう。そうすることで、万が一に備えることができますよ。
洗濯機の寿命はどのくらい?
洗濯機の寿命は、6~8年と言われています。
しかしこれは、単なる目安。洗濯機は毎日ハードに使われる家電です。使用状況により、その寿命は大きく変わってくるでしょう。
例えば、『ひとり暮らしで、週に何度かまとめ洗いをしている洗濯機』と、『お子さまがいて、体育や部活で持ち帰った服を毎日ガンガンに洗っている洗濯機』では、もちろん、洗濯機の負担は大きく異なります。
また、使用の環境も同様です。室内置きと室外置きでも、大きな違いが生まれます。
6~8年とされる寿命は、あくまで目安。
買い替えのタイミングは、ご自身の使用状況より前後させて考えましょう。
洗濯機が壊れた?と思ったら、ここをチェック!
洗濯機の不具合でよくある症状は、
- 回らない
- 脱水できない
このふたつ。
これは、洗濯機が壊れたことによるもの?もう買い替えるしかないのでしょうか?
対処方法はあるのか、確認していきましょう。
洗濯槽が回らない
- 洗濯物を入れ過ぎていませんか?
洗濯物が偏ったことにより、安全装置が働き、停止しているのかもしれません。洗濯物を全体にならし、もう一度作動させてみましょう。
- パルセーター(洗濯機の底についている羽部分)に小物が挟まっていませんか?
ヘアピンや小銭など小物が挟まってしまうと、物理的に動かなくなります。その場合は、手でつまんで取り出し、様子をみてみましょう。
手でつまむだけでは取り出せない場合には、パルセーターを外せばOK。パルセーターは、中心部をネジ止めされているだけの部品なので、ドライバーだけで簡単に取り外しが可能です。
ただし、部品の変形などがあれば、復元できなくなる可能性もゼロではありません。チャレンジする際は、自己責任となりますので、理解のうえ、行いましょう。
脱水ができない
- フタはきちんと閉まっていますか?
基本的なことですが、意外によくある事例です。最近の洗濯機はセンサーで開閉を判断しています。ゴミなどがジャマをして、センサーが”開いている”と判断したために洗濯機が止まり、脱水もできない、という状況がたまにあります。
もちろんこの場合、故障ではありません。きちんと確認してみましょう。
- 洗濯物が偏っていませんか?
先ほども書いたように、洗濯物が偏ると、安全装置により洗濯機は停止します。すると、当然ながら脱水も行いません。
洗濯機を開けてみて「偏りがあるかな?」と感じたなら全体にならし、もう一度作動させてみましょう。
- 排水はされていますか?
洗濯機の振動により、ホースに折れが生じることがあります。そうすると排水が行えず、エラーとなって脱水前に止まってしまうことも。
この場合、排水さえきちんと行うことができれば、自然に脱水へ移行する場合がありますので、ホースに不自然な箇所はないか確認することも大事です。
上記のような事柄を試してみて、それでも動かない……となれば、不具合ではなく、洗濯機が壊れた可能性が高くなります。
メーカーや購入した家電店へ連絡し、修理について問い合わせてみましょう。
ただし、購入から5年が経過しているような場合には、修理だけでなく、買い替えも検討してみましょう。
というのも、洗濯機メーカーの修理用部品の保有期間は6~7年と言われているから。
修理代を出し、せっかく修理をしたにも関わらず、その後すぐに修理対応が不可の状況になってしまうのだとしたら、安心して使用できませんよね。
修理を検討される際には、メーカーに部品保有期間についてもお尋ねし、判断の材料とされることをおすすめします。
※ 部品保有期間について
部品保有期間とは、販売製品が故障した際、すぐに修理できるよう、補修用性能部品を家電メーカーが保有している期間のこと。商品毎に年数が決まっています。(年数について詳細は、コチラをご覧ください。)
ちなみに、保有期間とは、その製品の製造を打ち切ったときからの年限です。
部品の保有をやめてしまった後の修理は、とても難しくなってしまいます。
洗濯機の捨て方とは?
壊れてしまった洗濯機は捨てるしか方法がありません。
でも、まだ壊れていない洗濯機を処分するのであれば、いくつか処分の方法があります。
あなたにとってどの方法がベストなのか、確認していきましょう。
ショップに引き取りを依頼
買い替えをするのであれば、購入店に引き取りを依頼しましょう。おおよその場合で引取ってもらえます。
この場合、新しい洗濯機の搬入時に引き取りとなるため、引取料や搬出料が無料となる場合が多く、とてもお得。その上、別日を設定する必要もないため手間もかかりません。一番簡単な方法と言えます。
ただし、家電リサイクル法に則った所定の料金は必要です。(メーカーや大きさによって異なりますが、おおよそ2,500~3,500円程度。)正確な金額については、コチラで検索が可能です。
買い替えではない時の引き取り依頼
買い換えではなく、ただ単に処分したい場合は、家電店に依頼することができません。
しかし、家電引取協力店であれば、引き取りを依頼することが可能です。
ご利用の際は、お近くの店舗を検索の上、対応可能な日時や料金を確認し、収集を依頼しましょう。
家電引取協力店は、以下より検索が可能です。
回収の日程や方法については、ご依頼先に直接お問い合わせください。
神戸市にお住まいの方はコチラへ。
尼崎市にお住まいの方はコチラへ。
明石市にお住まいの方はコチラへ。
加古川市にお住まいの方はコチラへ。
姫路市にお住まいの方はコチラへ。
上記以外の近隣市にお住まいの方はコチラへ。
( 兵庫県には”兵庫方式”という独自の廃家電回収方法があり、その登録店となります。)
リサイクルショップに依頼
まだ使える洗濯機であれば、リサイクルショップに引き取ってもらうことができます。
ただし、リサイクルショップにより、引き取り条件がありますので、まずは、その内容を確認。条件が合うようであれば、引き取りを依頼します。また、洗濯機の持ち込みは難しいと思いますので、出張買取をしているかどうかも問い合せておくといいですよ。
一般的な引き取り条件は以下の通り。
- ドラム式洗濯機
- 高容量
- 国内メーカー
- 製造日より5年未満
しかし、上記以外であっても、人気商品であったり、店舗の在庫状況により、買取可能となる場合も。まずは問い合わせてみるのが重要です。
オークションサイトやフリマアプリに出品
オークションサイトやフリマアプリに出品する方法もあります。
フリマアプリによっては、大きな商品である場合には、梱包から集荷、配送までを一括して依頼できるサービスも展開しており、意外に手間はかかりません。
写真撮影や、購入者様とのやり取りをする必要はありますが、それを面倒だと感じない方であれば、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
コツは、以下の3点。
- 写真は多めに
- 説明文もしっかりと
- やり取りは丁寧に
これらが可能であれば、スマホやPCを使い、かなり気楽に手放すことが可能ですよ。
また、直接のやりとりとなるため、リサイクルショップよりも高めの金額で手放せることが多いのも、魅力のひとつです。
不用品回収業者に依頼
いろいろ面倒だな……と思われる場合には、私ども、相場屋にお任せください!
相場屋であれば、壊れていても、壊れていなくても、引き取りが可能です。
もちろん、お客様のご希望日時に合わせて伺います。即日対応もできますので、ご相談くださいね。
流れとしては以下の通り。
- お客様より、相場屋へご連絡ください。
- 積み込みだけでなく、搬出後の掃除もセットで行います!
- リユースが可能であった場合には、洗濯機の売買で得た利益をお客様に還元!
相場屋であれば、すべてお任せ。一切の手間がかからずに、おうちをすっきりときれいに片付けることができます。
また、還元利益がある場合には、引取り費用をグッと抑え込むことも可能です。
お困りの際は、ぜひご検討ください。
洗濯機だけでなく、同時に、その他の不要物もまとめてお引き取りできますし、不用品でなくとも、家具の移動など、あらゆるお困りごとの解決が可能です。
※ 相場屋の不用品回収については、コチラもお読みください。
注意して欲しいこと
不用品引取業者には、悪質な業者も紛れています。
残念ながら、これは紛れもない事実。
下記のような相談が、国民生活センターへ多数寄せられており、注意が必要です。
引用元:独立行政法人 国民生活センター
不用品業者の見極めは、以下の2点。
- 『一般廃棄物処理業の許可』を得ているかの確認
- 処分にかかる費用の総額、作業内容などを教えてもらえるかどうか
許可証の確認ができないのであれば、依頼をしてはいけません。
また、総額や内容を教えてもらえない業者への依頼は、しない方が賢明です。
お見積もりを受け取った場合には、トラブル回避のため、いつでも確認できる状態にしておきましょう
引用元:環境省
もちろん相場屋では、家電リサイクル法に則った適切な処分を行っています。
リユースやリサイクルもしっかりと行い、手間なく、地球に優しい処分が自慢です。
まとめ
”洗濯機の寿命を精一杯使い切る!”とお考えの方、そして、”寿命よりも早く手放し、処分を簡単にする!”と考える方、どちらも間違いではありません。
決して間違ってはいけないのは、不法な業者へ依頼してしまうこと。
毎日使った感謝すべき家電です。最後まで、責任を持って取り扱って欲しいと思います。