人形の処分方法とは?お焚き上げと供養方法も紹介
最終更新日: 2022/12/17
ガラスケースに入った日本人形や思い入れのあるぬいぐるみなどのように処分したらいいかわからなくなり、困ることはありませんか?
人形には魂が宿っているとも言われているので、雑に扱うと罰が当たりそうで怖いですよね?
今回の記事では、処分の仕方、売却方法、供養の仕方等を徹底解説していくので、どの方法にしようか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
- 人形に限らず、まとまった不用品があればお気軽にご用命ください
- 兵庫県全域・大阪北部・京都南部までをカバーしています
- エリア外の場合は各地の不用品回収業者にご相談ください
日本人形の処分、供養方法について解説
・家庭ごみとして処分する
人形は、基本的には家庭ごみとして処分できます。ですが、ただゴミとして処分することに抵抗がある方も沢山いらっしゃると思いますので、ゴミとして出す前に自分で供養する方法も合わせてご紹介いたします。
・ゴミの回収日に出す
ゴミ袋に入るくらいのサイズであれば、家庭ごみと同じようにゴミ袋に入れて収集所に出すだけで、無料で処分する事が可能です。可燃ごみ不燃ゴミどちらで出すかは、各自治体のルールによって異なるので、ホームページなどで確認しましょう。人形自体は大体は可燃ごみですが、陶器の人形や、ガラスケースや金属が付属している物は不燃ゴミの場合があります。
ゴミ袋に入らない大きなサイズの人形の場合は、粗大ごみになるので、処理手数料がかかります。
・日本人形の処分方法
「罪悪感がある」という場合は、ゴミに出す前に自分で供養しましょう。供養の手順は以下の通りです
1綺麗なタオルで人形の汚れをふき取る
2綺麗な白い紙や白い布で人形を包む
3お清めの塩を振りかける
4感謝の気持ちを込めて袋に入れる
5回収日に出す
家庭ごみとは分けて、別の袋に入れましょう。
・不用品回収業者に引き取りに来てもらう
家庭ごみ用の袋に入らないような大きなサイズの人形の場合、自分で運び出したり郵送したりするのが難しいこともあります。人形の数が多いため一度に処分できず、何回かに分けて出さなければいけないいう場合もあるのではないでしょうか?。そんなときには、不用品回収業者に自宅まで引き取りに来てもらう方法もあります。
不用品回収業者を利用すると、粗大ごみとして処分するよりコストが割高になりますが、融通が利きますし、ガラスケースや飾り物など、人形以外の物を処分一緒に引き取ってくれるので便利です
・施設や団体に寄付する
「人形を捨てるのはもったいない」と考える人は、施設や団体に寄付してみてはいかがでしょうか?地域の施設や学校など、必要としている所があれば喜んでもらえるかもしれません。優良で不用品の寄付を受けている団体もあります。高齢者施設や海外の愛好家に譲るなどの方法で次の誰かにリユースしてもらえるので罪悪感なく処分できるでしょう。
・リサイクルショップ、オークションで売る
状態の良い人形ばら買い取ってもらえる可能性があります。リサイクルショップに引き取ってもらう方法や、流行りのネットオークションやフリマアプリを使って個人間で取引する方法があります。
・リサイクルショップで買い取ってもらう
近所に人形の買取りを行っているリサイクルショップがあれば
そこに人形を持ち込んで査定してもらいましょう。近年ではリサイクルショップが近所にないときは郵送で査定を受けっとってくれるお店もあります。ただしどのリサイクルショップでも人形買取をしているわけではないので、事前に電話で確認する事をオススメします。
・インターネットやフリマアプリで売る
希少な人形の場合は、リサイクルショップに持ち込むより、インターネットオークションやフリマアプリを利用した方が高価で売れる可能性があります。写真撮影したり、出品手続きをしたりと手間がかかるというデメリットはありますが、コレクターがいるような希少性が高い人形なら、思いがけていない金額で売れる可能性もあります。一度オークションやフリマアプリに出品してみて、売れなかった物をリサイクルショップに持ち込む方法が一番金銭面的にはいいかもしれませんね。
日本人形供養方法
・寺社で供養してもらう
「人形は捨てたり売ったりするのに抵抗がある」という人は寺社で供養してもらうのが良いかと。近所の寺社に直接持ち込む方法と郵便で依頼する方法と2つあります。
〇直接持ち込む
近所に人形供養を行っている寺社があれば、直接持ち込んで、お焚き上げしてもらいましょう。お焚き上げとは、物を燃やすと宿っている魂を天へ送ると言う儀式です。長年連れ添った物や大切な人が残したものなど、粗末に捨てられないものはお焚き上げをしてもらうと納得してお別れする事が出来るでしょう。
人形供養を受けている寺社は全国にもたくさんあるので、インターネットなどで検索してみるといいでしょう。寺社によっては受付の時期が決まっていたり、事前予約が必要だったりする場合もあります。いきなり持ち込むと受け付けてもらえなかったり、マナー的にも良くないので事前に確認した方が確実です。
寺社で供養してもらう際のは人形が入っているガラスケースや飾り台など引き受けてもらえないこともあります。初穂料などの費用が掛かるのが一般的なので、これも事前に確認しておきましょう。
・郵便して供養してもらう
近所に人形供養を受けつけている寺社が無かったり、神社まで持ち運ぶのが難しかったりする場合は、郵便で人形供養を受け付けている寺社に問い合わせてみるのも一つの方法です。
・遺品整理業者に依頼する
近親者が亡くなった時など、遺品整理業者に自宅まで片付けて来てもらうなら、人形の処分も同じ業者にそのまま依頼するのがおすすめです。人形をまとめて供養する合同供養であれば、追加料金無しで引き受けてくれる業者も多いようです。
・お焚き上げ・供養代行サービスに依頼する
もし「手軽に供養などを済ませたい」とお考えなら、お焚き上げ業者や供養代行サービスに依頼する方法があります。人形供養を行っている寺社や、人形買取をしているリサイクルショップを自力で探すのは、手間がかかって面倒なうえに近くにあるかはわかりません。
始めからお焚き上げ業者や供養代行サービスを利用すれば、無駄な労力や時間を割かなくて済みます。
まとめ
小さなサイズの人形であれば家庭ごみで出せますが、ゴミとして処分するのに抵抗がある場合は、寄付できる場所を探したり、寺社で供養してもらったりするのがオススメです。状態の良い人形や希少性が高い人形ならリサイクルショップやフリマアプリで売るという方法もあります。もしあまり手間をかけずにしっかり供養したいのであれば、郵便で引き取ってくれる寺社やお焚き上げ業者に依頼するのがお勧めです。
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