オートバイ(バイク)の廃車手続きと処分方法
最終更新日: 2022/12/17
大切にしていたけれど趣味が変わり、乗らなくなった。
調子が悪く放置してしまっている。
親族が使っていたものを処分しきれていない。
などなど…理由は様々かと思います。
保管にも場所を取り、大きく重たく簡単には動かせない…
また、手続きもめんどくさそうで踏み切れていない…
オートバイの処分にお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、オートバイの処分方法についてご紹介させていただきたいと思います。
- バイクに限らず、まとまった不用品があればお気軽にご用命ください
- 兵庫県全域・大阪北部・京都南部までをカバーしています
- エリア外の場合は各地の不用品回収業者にご相談ください
オートバイ=オートバイクって?
オートバイ(オートバイク)とは、小型のエンジンを搭載している二輪車の総称です。
基本は二輪のものですが、中には三輪のものがあるのもご存じかと思います。
オートバイという言葉は和製英語であり、英語で表すならモーターサイクルとなりますね。
自動二輪とも呼ばれますが、この呼び方は教習所などの教本ではお馴染みです。
排気量やエンジンの型式により種類分けされており、免許の種類も複数に種別されています!
また、250cc以上のバイクは、定期的に車検を受けることも義務付けられています。
処分の前に
廃車手続き
大きなバイクを手放すには、廃車手続きが必要です。
廃車には、永久抹消か一時抹消かの方法がありますので必要に応じて選択することができます。
※持ち主様がお亡くなりになられた場合の処分方法は、こちらのコラムをご覧いただければわかりやすいかと思います。身内が亡くなった時の手続きや届け出について
永久抹消登録? 一時抹消登録?
・永久抹消登録とは、登録されている自動車の情報を消し去ることです。解体を行うこちらが一般的なは廃車のイメージかと思います。自動車税と自賠責保険の還付があります。
・一時抹消登録とは一時的にナンバープレートをなくし、公道で走れない状態にするものです。再度登録をし直すことでまた公道を走ることができますので自動車重量税は還付されません。
◎原動機付自転車の廃車手続きに必要な書類
登録票
ナンバープレート
標識交付証明書(ナンバープレートを交付された際に受け取っている書類)
届出者本人確認書類
・官公署が発行した顔写真付きのもの(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート等)1点
・または氏名が確認できるもの(健康保険被保険者証、年金手帳、社員証、学生証等)2点以上
委任状(代理の場合のみ)
印鑑
◎125CC~のバイクの廃車手続きに必要な書類
車検証
軽自動車税申告書
軽自動車届出済証
軽自動車届出済証返納証明書交付請求書
ナンバープレート
標識交付証明書(ナンバープレートを交付された際に受け取っている書類)
届出者本人確認書類
・官公署が発行した顔写真付きのもの(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート等)1点
・または氏名が確認できるもの(健康保険被保険者証、年金手帳、社員証、学生証等)2点以上
委任状(代理の場合のみ)
印鑑
手続き場所
原動機付自転車とそれ以外のバイクはそれぞれ別の場所で手続きを行います。
原動機付自転車の場合は各自治体ごとに定められている登録地を管轄している窓口へ。
※兵庫県の場合は、原動機付自転車は自家用自動車協会というところで廃車手続きをします。
排気量125CC~のバイクの場合は各運輸局へ。
詳細につきましては各自治体により違いがあるかと思いますので、ご確認ください。
処分方法
指定引き取り場所へ持ち込む
公益財団法人自動車リサイクル促進センター二輪車事業部では、二輪車リサイクルシステムに係る業務のうち、広報、二輪車リサイクルコールセンター運営、自治体対応及び会議体事務局等の業務を国内二輪車メーカー4社から受託し、二輪車リサイクルの普及を促進すべく活動しておられます。
リサイクル料金は無料となっており、直接指定引取場所に持ち込めば費用は掛かりません!
廃棄時に処理費用を徴収することなく再資源化しておられます。
廃棄二輪車取扱店に引き取りを依頼する
こちらのステッカーが目印です。
指定引き取り場所へ直接の持ち込みが困難な際は、こちらの店舗に相談しましょう。運搬を依頼する場合、廃車手続きや廃車処理に関わる費用が掛かります。
買取依頼する
価値の高い車両であればきれいな状態ならもちろんのこと、故障していても高値で買い取ってもらえる可能性もあります。専門業者数社に見積もり査定を依頼し、比較してみましょう。思わぬ臨時収入になるかもしれませんね?
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者にお願いするメリットは、バイク以外にも処分したいものがある場合にまとめて引き取ってもらえるところです。まとめて買取してもらえれば処分費用が格安になることも!
しかし、さまざまな業者が混在していますのでしっかりと見極めることが重要です。
サービス内容が明確で、明瞭な見積もりを出してくれる業者を選びましょう。
オークションやフリマサイトで売却する
オークションやフリマサイトにて個人売買することもできますよね。
解体?全バラシ?
工具をお持ちで知識のある方ならば、ご自身で解体しパーツごとに処分したり、部品を売ったり。
また、部品取りから他車への活用など…
動画サイトにも参考になるものがとてもたくさんあり魅力的に感じますが、やはり危険な作業ですのでしっかりと知識がある場合にしかおすすめはできません。
この方法をとる場合に出た廃棄物は、しっかりと分別しルールを守り廃棄しましょう。
譲渡する
廃車手続き同様、原動機付自転車また排気量やエンジンの型式により必要書類や手続きの場所が異なります。
◎原動機付自転車の手続きに必要な書類
廃車証明書
譲渡証明書
軽自動車税申告書
標識交付申請書
身分証明書
印鑑
125CC~のバイクの手続きに必要な書類
車検証
譲渡証明書
住民票発行日から3ヵ月以内のもの
軽自動車届出済証
軽自動車税申告書
身分証明書
印鑑
申請書(軽二輪第1号様式)
管轄区域外からの転入や番号変更によりナンバープレートが変更になる場合は、下記書類も必要となります。
自賠責保険証明書
ナンバープレートおよびナンバープレート費用
まとめ
バイクはとてもリユース性の高い商品として注目されています。
国内シェアも大きいですが、年間約50万台もの中古車が輸出されています。
また日本国内では、鉄・アルミ・銅・再生油などとしてリサイクルされており、プラスチック・ゴムなどを燃やすことで得られる熱利用までをも含めると、再資源化率は85%あまりにもなっています。
まずは廃車の手続きをしっかりと行い、より良い処分方法を見つけることが大切です。
4月1日時点で課税されますので、先延ばしにせず処分に踏み切ることも必要かもしれません。
自治体によっては50cc以下の原動機付自転車を粗大ごみとして扱っているところも存在します。
必要書類や窓口の名称などの詳細につきましては各自治体により違いがありますので、ご確認ください。
いかがでしたでしょうか?
今回は、バイク処分のいろいろを解説させていただきました。
少しでもお役に立てておりましたら幸いです。
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
関連記事