処分か供養か?だるまの処分方法と費用・無料の方法は?どんど焼き供養の【早わかり】
最終更新日: 2022/12/17
縁起物として、年明けを始め日常でもよく目にするだるま。
だるまは一年の始まりや祈願などの際に左目を墨で描き、その願いが成就したタイミングで右目を描く縁起物です。
しかし、実はご利益は1年だけ。
1年経ってご利益の効力を失った時、だるまはどのように処分するのがいいのでしょうか?
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そのまま「ゴミ袋にいれて処分」はなかなか抵抗がありますよね…
今回は、だるまの処分方法をご紹介します。
だるまを処分するタイミングは?
だるまは縁起物ですが、置物としての側面も有してます。
では、だるまの適切な処分のタイミングとは一体いつになるのでしょうか?
それは、2つあります。
①願いが成就したタイミング
②購入してから1年
順に説明します。
1つ目は、願いが成就したタイミングです。
だるまはそもそも願いを成就させる祈願をかけるために使用する縁起物。
そのため、だるまにかけた願いが成就すればそれ以上のご利益はありません。
願いが成就したときに処分するのが、いいタイミングだといえるでしょう。
2つ目は、購入してから1年です。
だるまのご利益は1年間とされています。
仮に、1年間で願いが成就しなくても、それ以上のご利益はないとされています。
1年が経過したときに、今までの感謝を込めて右目を描くようにしましょう。
だるまの処分する方法は?
では、だるまを処分する際にどのようなことに注意すればいいのでしょうか?
だるまは縁起物ですから、処分する際そのまま捨てるのはよくありません。
きちんと供養してから処分するのが適切でしょう。
それを踏まえて、どのように処分するのがいいのかについて説明します。
神社などで供養してもらう
神社などに依頼すると、お焚き上げによる供養を行ってもらうことができます。
供養にかかる費用については神社やお寺において異なるので、確認しましょう。
また、すべての神社で供養を行ってもらえるわけではありません。
お焚き上げ供養を行ってもらえるのかについても、事前に確認した方がいいでしょう。
どんど焼きやだるま市で供養してもらう
どんど焼きやだるま市で供養してもらう方法もあります。
どんど焼きとは、小正月に行われる行事です。
旧暦における新年最初の満月の日に、神聖な火と満月の浄化の力を使って1年間の災いを防ぎ、商売繁盛、無病息災などを願う火祭り行事とされています。
このどんど焼きでは、門松やしめ縄などの他、だるまも縁起物として供養することができます。
また、富士市の「毘沙門天祭だるま市」などの有名なだるま市で供養する方法もあります。
不用品回収や遺品整理業者に依頼する
不用品回収や遺品整理を行っている業者に処分を依頼する方法もあります。
ただ、だるまのみの処分なら料金が高くついてしまうというデメリットもあります。
しかし、だるま以外のモノを併せて処分したいケースであれば、だるま自体の処分費用はほとんどかからない場合が多いです。
また、様々な供養の方法を熟知しているので、適切に供養を行った上で処分してもらうことができるでしょう。
自分でだるまを処分することはできないの?
しかし、上記の方法で処分する場合いくつかのプロセスを踏まないといけません。
なかなか簡単に処分することができないともいえます。
では、自分で処分する方法はないのでしょうか?
だるまのサイズにもよりますが、実は自分で処分することは可能です。
燃えるゴミとして処分する、あるいは自治体に粗大ゴミとして回収してもらうという方法もあります。
しかし、縁起物であるだるまをそのまま処分してしまうというのはなかなか気持ちいいものではありません。
事前に供養を行う必要があるのは間違いないでしょう。
処分する前に何らかの供養が行えるのであれば、自分自身で処分することを選択してもいいですね。
だるまを処分する際にかかる費用は?
だるまを処分するには、様々な方法がありました。
では、だるまを処分するにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
- 神社で処分する場合…5,000円前後
- どんど焼きやだるま市で処分する場合…0円
- 不用品回収や遺品整理業者で処分する場合…0-5,000円
- 自分で処分する場合…0-1,000円
おおよそ上記の金額が相場になるでしょう。
どんど焼きやだるま市で処分する場合、料金がかからないケースがほとんどです。
しかし、タイミングがピンポイントになってしまうというデメリットも存在します。
また、業者に依頼する場合もだるまだけの処分になってしまうと費用が高額になってしまうケースもあるでしょう。
自分自身で処分する場合だと費用や負担は最も少ないかもしれません。
しかし、供養をきちんと行うのがなかなか難しいという方も少なくないでしょう。
どれが一番自分に合った処分方法なのかをきちんと検討し、適切に処分するのがいいのでしょう。
無料で処分する方法
いろいろな処分方法がありますが、できれば無料で処分したいですよね。
だるまを無料で処分する方法は、『どんど焼きやだるま市に持ち込んで供養して焼いてもらう』ことです。
無料処分が希望であれば、オススメの方法ですよ。
まとめ
だるまが家にあっても、そのご利益や処分方法を考えたことがなかった方もいるでしょう。
極端に長期間だるまを置くのも、あまりよくはありません。
ご利益を果たしてもらったのであれば、その後始末をきちんと行ってあげるべきです。
しっかりと供養すれば、だるまは様々な処分方法があります。
皆さんも自分自身に合っただるまの処分方法を、検討してみてはいかがでしょうか?
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