物置の設置・メンテナンス・処分方法を徹底解説!
最終更新日: 2022/12/17
家の中には収まりきらない荷物を収納したいときや、外で使うものを大切に保管したい時などにとても便利な物置き。
シンプルな金属製のよく見かけるタイプ以外にも、半畳ほどのスペースに置けるコンパクトなタイプから、お庭に馴染むお洒落で大きな小屋タイプのものまで…
大きさもそうですが、使われている材料や扉の開閉の方法によっても実にたくさんの種類がありますよね!
屋外に置かれることが多い物置きは、雨風にさらされ劣化しサビやカビなどがたくさん。
知らぬ間に傷だらけなんてこともあるかと思います。
古くなった物置きを長く放置しておくと、盗難や放火の被害もないとは言い切れません。
腐食し倒壊して、怪我にもつながりかねないですよね?
ですが、いざ処分しようと思ってもどうするのがいいのか迷ってしまったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回のコラムでは、物置きの処分方法とその場合の注意点、設置方法やメンテナンス方法についてまでも詳しく紹介していきたいと思います!!
- 物置に限らず、まとまった不用品があればお気軽にご用命ください
- 兵庫県全域・大阪北部・京都南部までをカバーしています
- エリア外の場合は各地の不用品回収業者にご相談ください
物置の種類
・スチール製
海外製のものが多いのですが、海外らしい色使いやデザインのものはエクステリアとしてもとても魅力的です。
・木製
小屋としても置くことが出来たり、自然にお庭に馴染むのも特徴と言えます。
組み立てキットでの販売がされているものもありますね!
・プラスチック(樹脂)製
アメリカンなイメージそのままの、丸みを帯びたかわいらしい外見です。
・FRP(繊維強化プラスチック)製
・シャッター付き
・断熱構造
・連棟になっているもの
などなど、この他にもたくさんの種類がありますよね!
日本のメーカーのものは、気候や風土に合わせて作られており丈夫で安心感のあるイメージも◎
置ける場所の広さや、主に何を入れたいのか?や、見た目にもこだわりたいのか?により、いくつかをうまく使い分けされていらっしゃるご家庭も多いのではないでしょうか。
物置設置の準備
地面の状態により設置方法が異なります!それぞれ確認していきましょう。
・土の場合
しっかりと地面を均し固めます。
ここで手を抜くと物置を設置した後に傾いて扉の開閉がし辛くなったり…トラブルが起きる危険性もあります。
固めた地面の上にブロックを置いていきます。
水平が取れたら、物置を(組み立て)設置します。
・コンクリートやアスファルトの場合
地面に傾斜がどれくらいあるのかをチェックしておく必要があります。(必ず勾配がついています。)
ブロックで水平に近くなるよう調整し、さらに微調整はモルタルなどを用いて行います。(傾斜調整工事と呼ばれています。)
水平が取れたら、物置を(組み立て)設置します。
・砂利の場合
ブロックと地面の接地面なる部分にある砂利を全て取り除きましょう。
砂利の上ではブロックが不安定になり、安定した設置をすることができません。
ブロックを置いていき、水平が取れたら物置を(組み立て)設置します。
物置きのメンテナンス方法や注意点
素材によりメンテナンスの方法も多少変わってきますが、定期的にメンテナンスをすることで外観も綺麗なまま、耐久性も保ち長く快適に使用することができます。
汚れを水洗いした後、長時間濡れたままにしておくと…サビやカビ・腐敗の原因にもなってしまいます。
物置き全体を水洗いする場合には、乾燥しやすい天気の良い日に短時間で仕上げるのがポイントです。
物置きの中は水はけが悪くカビやすいので硬く絞った雑巾での水拭きや掃き掃除で汚れを取るようにしましょう。
また、空気の流れが滞ることで収納している荷物が傷みやすくなります。
特に梅雨時期などには湿気が多くなるので、定期的にドアを開け換気をしましょう。
扉部分のごみ詰まりや窓のレール部分の埃の除去などはどの物置でも共通して気を付けて掃除するべき部分ですよね!
・金属製
車と同じスチールやガルバニウム鋼板が材質の場合は、汚れを水洗い車用のワックスをかけると綺麗な状態を保つことができます。
サビができたときは、ワイヤーブラシやサンドペーパーで落とします。
手間を惜しまずケアするなら、サビを削り落とした部分にサビ止めを塗りその上から塗料を重ねましょう。
ビスの部分は、ビスを一度取り外し丁寧に作業しましょう。
・木製
カビがある場合は、取り除けるところは取り除き、作業していきましょう。
汚れを水洗いし、しっかりと乾かした後に塗料を塗ります。
耐水性および防腐防虫効果のある塗料を定期的に使用することで、カビや腐食を抑えることができます。
・プラスチック製
金属・木製に比べて比較的水に強く気兼ねなく水洗いができます。
その一方で、太陽光や紫外線劣化で強度が弱くなり、もろくなり割れやすくなります。
ヒビや割れができていないかの確認を怠ると雨漏りや水洗い時に大惨事なんてことにもなりかねません。
物置きの寿命
物置きの耐用年数は、一般的に家庭で使用されている金属製のもので15年、木製やプラスチック製では8年とされています。
耐用年数とは、国税局が定めているその資産が耐えられる使用期間の目安となっています。
それぞれの使用方法や環境が異なれば耐用年数も違ってきます。
かの有名なCMなどでもご存じの通り、ものによっては半永久的に使えるものもあります。
ですので、絶対にこれ以降は使えないというわけではございませんのでご安心くださいね。
大雪や地震、台風などの外的要因が、使えなくなるほどに壊れる場合の大きな原因になると考えられています。
海が近く潮風が吹き付ける場所はサビやすく劣化のスピードも早いですよね?
どんなものでもそうですがやはり、定期的なメンテナンスをすることで目安とされる寿命を超えてもキレイなまま保つことができるわけですね。
物置きの処分や廃棄の方法とは?
物置きの処分にはいくつかの方法があります。
小さいサイズや比較的作りが簡単な物なら、処分・廃棄も簡単なのですが…
大きくなればなるほど移動さえも一苦労です。
費用や手間も含めご自身に合う納得できる方法を選択しましょう。
解体し廃棄する
DIYが得意であったり、工具の扱いに慣れていらっしゃる方は、自分で解体しごみとして廃棄することができます。
・釘やネジ・ナットなど金属部分は、不燃ごみとして扱います。
・木の部分は、自治体で決められたサイズ以内に切断し紐で結んで可燃ごみへ。
・プラスチック部分は各自治体で指定されたごみ袋に入れて資源ごみへ。
・長さや大きさを規定サイズ以下にできない場合は粗大ごみとして扱いましょう。
ごみの分別や出し方は自治体によって異なります!
お住まいの自治体のルールをしっかりと確認しましょう。
倒壊によるケガ防止のため、まずは内部の棚や付属部品の撤去から取り掛かり、上の方から順番に釘やネジ、ナットなどの部品を取り外していくようにしましょう。
マンションやハイツのベランダで作業を行う場合には騒音問題や落下物などトラブルが起こりやすいです。
作業に気を遣うのはもちろんですが、事前にご近所の方に一声かける配慮をしておけば回避できるかもしれませんね。
大型の物置きの解体や、足場の悪い場所での解体作業は、事故やけがには十分気を付けて行いましょう。
売却する・譲る
物置きの状態が比較的綺麗であったり人気のものであれば、知人に譲り渡したり、ジモティーなどを活用して必要としている方に譲る方法もあります。
リサイクルショップで取り扱いのあるサイズなら持ち込み査定もいいですね♪
また、ヤフオクやメルカリなどに出品するのもいいかもしれません。
不要になったものがお金に変わればありがたいですし、必要としている方に使ってもらえたらうれしいですよね!
ですが、大きなものになればなるほど動かすだけで労力も手間もかかります…手軽な方法とは言えません。
業者に依頼する
リサイクル関連業者
物置きの状態が比較的綺麗でまだ使用できる状態の場合は、リサイクル業者に引き取り依頼ができます。
無料で引き取りをしてくれるだけでなく、買取りしてもらえる可能性もありますよね。
不用品回収業者
業者によっては物置きの中身の処分までしてくれるところもあり、他にも大きな家具やごみなど片付けたいものがある場合にはまとめて依頼することもでき、とてもお勧めできる方法であると言えます。
どのような業者を選択する場合にも、まずは、電話やネットから見積もり査定の依頼をしましょう。
何社かに問い合わせをし比較をして決めるのが鉄則です。
悪徳業者は実在しており、作業を進めるにつれはじめの見積もりよりもどんどん高くなるケースや、不法投棄をされてしまうケースも…
慎重に業者を選び、気持ちの良い処分ができると良いですね。
まとめ
最後まで目を通していただきまして誠にありがとうございます。
今回は、物置の設置・メンテナンス方法は?処分方法とその注意点も徹底解説致します。と題しお話しさせていただきました。
処分方法が分からない、時間をかけずに処分したい、できるだけ安く処分したい、そんな時は相場屋までにお気軽にご相談下さいね。
親身に、あなたにとって最善の方法をご提案させていただきます。